出典：東条湖BIGBITE

ちなみに今回のJB2東条湖戦は、上流部にはベッドが多く確認され、スポーニング絡みの試合になることは明白でした。

そんな中、敢えてその分かりやすいスポットには行かず、一度スポーニングを終えたような個体を狙ったアフタースポーン系を狙うプランを立て、魚影は薄いながらサイズが良い中流域をメインに組み立てました。

そしてそのアフター系の魚にアプローチしたルアーの中で、一番反応が良かったのが「ギルロイドjr.ブーツテール」の「3Dメスギル」カラーだったのです。

使い方は、バスをサイトで発見すると、そのバスの進行方向15m先ぐらいに「ギルロイドjr」をキャスト。

スローフォールでボトムに置いて、バスがギルロイドを見に来た時にソフトトゥイッチで食わせるという技です。

七色ダム戦の時は、ボトムにそのまま置いて食ったのですが、東条湖のバスはルアーを見に来たところにソフトトゥイッチを1回入れた方が本気で食ってくれました。

アフター期に「ギルロイドjr」を使う時のキモは…

アフターの時期に「ギルロイドjr」を使う上でのキモですが、まず何せ、「カラー」です。

絶対的にシェルラミネートの「3Ｄメスギル」が最強です。

あとは、デッドスローシンキングにウェイトチューンして、バスの進行方向10〜15m先ぐらいのボトムに置いておくだけ。

食わなかったらソフトにトゥイッチさせるということがキモです。

「ギルロイドjr」専用ロッドも投入！

さらに今回は、この「ギルロイドjr.」のために作った専用ロッドのデキが素晴らしかったことも勝因の一つになったことは間違いないです。

今までビッグベイト用には馬淵利治さんプロデュースの「ロデオライドRC-C611XHFF」を使っていたのですが、扱いやすさはピカイチでもブランクスに粘りがそこまでなかったので、魚にパワー負けしたり、身切れしてしまうこともありました。

また、七色ダム戦でもラストに掛けた3kgフィッシュをバラした時に「こういう魚を獲れる竿を作ろう」と感じ、今回新たに専用ロッドを作ってもらったのです。

そして、試合の2日前に「ルアーショップ擬似餌屋」さんの青木哲プロから、そのロッドを受け取り、初導入してすぐさまウィニングタックルとなったワケです。

詳細はまだあまり語りませんが、どちらかと言えば「掛け竿」、なのに、バスが首を”振れない”ほどの粘りを見せるので、キャッチ率が圧倒的に上がると言う、素晴らしいロッドになったと思っています。

超特化型ロッドなので、まさかファーストサンプルから良いモノができるとは思っていませんでしたが、いきなり申し分ナシ！

なので、このままイマカツで販売するかも…です。是非、お楽しみに！