テンリュウのジギングロッド・ホライゾンLJの中で、個人的にも気になっているのが641B-FLLと641S-FULです。
なぜかといえば、SLJ(スーパーライトジギング)を意識したロッドといえるから!
HLJ641B-FLL
出典:テンリュウ
HLJ641B-FLL
近海スーパーライト・バーチカルモデル
水深80m以内で、60g前後の軽量ジグの操作に長けたモデル。バーチカルに探る状況で漁礁や魚の潜むレンジを探り易く、今までターゲットに成りえなかった魚種までも狙う事が可能。シャロ―エリアでの太刀魚ゲームや、ライトタックル主体のシーバスゲームなど、使い方次第で奥深い楽しみ方が出来ます。出典:テンリュウ
HLJ641S-FUL
出典:テンリュウ
HLJ641S-FUL
近海スーパーライト・スピニングモデル
水深50m程までのエリアで、40g前後の軽量ジグの操作に長けたモデル。やや短めに設定したリアグリップにより、アンダーハンドでのキャストが容易になり広いエリアを探る事に長けたアイテム。繊細なアタリを逃し難くバラシを軽減するソフトなティップからベリーが特徴で、曲げ込むことで負荷を分散しラインブレイクを防ぎます。出典:テンリュウ
SLJを意識したパワー設定
この2機種、旧ホライゾンLJにはなかったLLとULというパワーランクです。ちなみにLLはLとUL(ウルトラライト)の中間。
スーパーライトジギングやマイクロジギングと呼ばれる、近年ますます進化している細いPEラインと軽量ジグ(特にタングステンジグの台頭) を使ったお手軽ジギングゲームは、繊細なアタリを感じ取って掛けていきます。
出典:テンリュウ
より繊細なロッドティップとなっているワケですね。もちろんテンリュウテクノロジーのマグナフレックス製法のグラスフレックスを採用している恩恵も大きい。
出典:テンリュウ
そんなスーパーライトジギングは、全国的にも広がりを見せています。シンプルな話、ライトタックルでさまざまな魚を釣ることができる、強度のよいアイテム、感度のよいアイテムが増えたってなワケです。
C・N・Tコンポジットで不意打ちも安心
というわけで、色々なスーパーライトジギングが成立するってことにもなるわけです。太平洋側などで代表的なイサキから、例えば日本海側では同じスーパーライトジギングでもマダイを狙ったり…。
そもそも、何が釣れてくるか分からないってのもスーパーライトジギングの面白さだったり。不意に強烈な大型魚がヒットすることも。
その意味でも、ただでさえ特有の「粘り」がウリだったテンリュウロッドに、NEWホライゾンはC・N・T(カーボンナノチューブ)を採用しているので、ガチで粘り強いです。
SLJ向けのホライゾンLJ2機種は、そういった意味でも、試してみたくなるというか、「不意」を期待しちゃうロッドでもあるかもしれませんね。