家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」第1回 現在のアジングの基本メソッド
現在のメソッドは大きく「フォール」と「リトリーブ」に大別される
アジングをされる方のメソッドは大別するとフォールとリトリーブに分かれると思いますが、フォールの場合はロッド操作を加えることでイメージ的に水平に動かし、魚のいるレンジ(層)をキープします。
リトリーブの場合は、僕はイメージ的に逃げる小魚を演出していると考えています。
ですから今のプランクトンパターンの状況下では、潮が流れなくて表層に浮いているアジなどを釣るには適していますが、アジのいる「レンジを探る釣り」には向いていないと思います。
リトリーブの場合、どうしても釣り人側が海面に対して高い場所から釣ることになるので、巻いてくる内に段々とルアーが浮いてきてしまいレンジキープが非常に難しくなるからです。
それを防ごうと思えば近づいてくるに従ってリトリーブスピードを遅く調整しないといけない。
そのような事からプランクトンパターンにはフォールメソッドの方が簡単だと思うので参加者のみなさんにはそのように話をさせていただいております。
レンジキープの必要性
レンジキープの必要性について少しお話ししますと、アジは水族館でもお馴染みですが餌の中あるいはエサの周りを円を描くように回っていてアジの密度が濃いとその円は途切れる事なく続きます。
ですからその円の中を早くジグヘッドが通過してもアジが見つけてくれ食ってくれますが、アジの密度が薄くなるとジグヘッドが早く通過すると見つけてくれるアジが少ないので釣れないということになります。
ですからアジの密度が薄くなればなるほど見つけてくれるアジが少ないので長時間そのレンジにジグヘッドをキープする必要が出てきます。
重いジグヘッドだと早く通過するので必然的に軽いジグヘッドを使用するということになります。
軽いジグヘッドを使うということは初心者のみなさんにとっては凄くハードルが上がるのですが、そのハードルを少しでも下げて貰えるアイテムが“ゼログラヘッド”なのです。
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ゼログラについては次週また書かせていただきます。今週はこの辺で。