山田ヒロヒト連載「ヤマラッピワールド第2回」釣具メーカーのテスターになりたい!と考えているアナタに伝えたいこと!
というわけでラインに対する「思い」「信念」が、様々な出会いを生み、結果として、テスターになり、自身のプロデュースライン発売にまで至ったというお話でした。
さて今回の連載の冒頭にあった「テスターになるにはどうすればいいか?」的な話ですが…。
今度は私が体験した時代ではなく、今の時代に照らし合わせると、どうなのか?を考えてみると…。
昔は「アツい思いや信念」持ったアングラーが、メーカーの関係者の目にとまるには、今回お話したようなリアルな現場での出会いが必要だった面が多々ありますが、今の時代では必ずしも、そんな出会いの場はリアルである必要はなくなってきていると思います。
というのも、アングラーは様々なネットサービス、SNSなどを通して情報を発信することができ、それがキッカケとなりメーカーやメーカーの関係者とつながる可能性があるからです!
いいかえれば、そのアングラーがどういったものを愛用し、どういった信念を持ち、どのぐらいの熱量でその釣りと向き合っているのか?など、あらゆることが常に見られている状態にあるといえます。
コレって20年前では考えられなかった世界ですよね。
ネット時代でも重要なのは釣りに対して「信念」を持つ! 自分が使う道具に対して常にアツい思いを抱く!ということ
では、釣りの世界で仕事をしていきたい! テスターになりたい! と考えた場合、ネット全盛の時代にどういった行動を起こせばイイのか? に対する答えはというと…
やっぱり私的には、一番大事にしてほしいのは、釣りに対して「信念」を持つ! 自分が使う道具に対して常にアツい思いを抱く!ということ!
ちなみに私自身、アングラーとして、製品開発に関わる者として、確かな「信念」を持ち続け、常に進化していけるよう、様々なメーカーのタックルを使用しています。
この姿勢は昔も今も変わっていません。
サポートメーカーであるダイワさん以外のエギをも使いますし、試しています!
SNSもぜひ有効利用してほしい
そんな信念を第一に考えつつ、今の時代を考えた場合は、SNSなどもぜひ積極的に使ってほしいとも思っています。
というのも、SNSは使い方次第で、情報発信のツールとして効果的で、実りある出会いの機会を増やすこともできるからです!
また様々な情報も集めることができ、それは確実に自分のスキルアップにも役立ちます。
私もおっちゃん世代の人間ではありますが、SNSは積極的に活用しています。
さて、今回はいろんなことをお伝えしましたが、みなさんにはブレることなく信じた道を突き進んでいってほしいです。
また釣りってホントにすばらしい趣味だと思うので、心から釣りを楽しんでもらいたいです!