ボートアジングってどんなイメージを持ってますか?
陸っぱりからはなかなかお目にかかれない、ギガアジ、テラアジと呼ばれる40cm、50cmの超大型のアジをボートから狙うスタイルというイメージでしょうか。
※写真は2015年6月に福井県小浜の雲丸にて、トモ清水さんとのロケで40cm級をキャッチ!
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関西エリア、特に福井県の小浜や三重県の尾鷲などで狙わせてくれる船宿があります。
このボートアジングは、大型の群れを狙い撃つため、水深も50m以上といった深い場所を重いダウンショットやキャロリグ+0.5g以下のジグヘッドで狙い撃つスタイルが「バチコン」。
「バチコン」とは、バーチカルコンタクトの略で、そのまま、バーチカルにアジにコンタクトさせる釣り方。
で、その「バチコン」もいろんなスタイルが生まれてきていて、今回ご紹介したいのは、東京湾でのバチコンスタイルなんです。
東京湾バチコンスタイルは、大型を狙うような深い水深を攻めるのではなく、平均10m前後とかなり浅め。
狙うシチュエーションも豊富で、昼も夜も狙えて、20cm台の良型の数釣りが楽しめるのが最大の魅力。
しかも景色がキレイで、都会的なイメージ!こんな所でアジングが楽しめるとは、ちょっと気になりませんか?
そんな、東京湾バチコンスタイルを提唱して、自身もめっちゃ楽しんでいる人物が、ピュア・フィッシングのアブガルシアロッド製品開発を担当する、スーパーマルチアングラーのトモ清水さん。
では、どうすれば東京湾バチコンスタイルが楽しめるのか。
トモ清水さんによると、2年前まではまったくなかったボートからのアジングが楽しめる船宿が、近年増加。
インターネットで「東京湾 ボートアジング」と検索すればヒットします。
主にシーバスガイド船がアジング便や、シーバス+アジングのリレーで出船しています。乗合だどだいたい1万円前後です。都市圏から近いアクセスのよい場所ばかりなので、お手軽に行けてしまいますよね。
さて、具体的な狙い方ですが、いたって簡単です。
ポイントに着いたら、まずはリグをボトムに落とす。
着底したら、ハンドルを2回転ほどしてボトムから少し浮かせた状態にして、止めて待ちます。
ここでアタリがなければロッドティップを揺らしてシェイクさせて、その後また止めて待つといった具合。
基本的にボトム周辺を狙うとよいですが、もちろん浮いていることもあるので、反応がなければいろんなレンジを探るべし。
アタリは「コン」っと手元に伝わるので非常に分かりやすく、アタリがあったらアワせるだけと、簡単。
日中でも、夜でも釣れます。釣りガールの森田菜月さんもいきなり良型キャッチ!
森田菜月さん使用タックル
ロッド:アブガルシア・ソルティーステージPRMバーチカルコンタクトSS PRM VC SVCC-66MLS-TZ
リール:アブガルシア・レボALC-BF7
ライン:バークレイ・スーパーファイヤーラインカラード0.5号
リーダー:バークレイ・バニッシュレボリューション5lb
ジグヘッド:バークレイ・アジデント0.5g
ルアー:バークレイ・パワーベイトSWマイクロクローラーアジングカスタム3inch
※すべてピュア・フィッシング
ナイトゲームではライト周りで浮きはじめたアジが連発状態!Wヒットも当たり前です。
ただし、数をたくさん釣るには、コロコロと変わるレンジ合わせや、小さいアタリも獲っていける高感度なタックル、状況に合わせたルアー&カラーローテーションも必要。ここで釣果の差がでてきます。
タックルについては、また次の機会に記事にさせていただきますね。
というわけで、東京湾バチコンスタイル、ぜひぜひ挑戦してみてくださいね!
お世話になったチャーター船
横浜市・東神奈川 ストライカー(090・3502・2701)
横浜市の東神奈川より出船している、東京湾ボートシーバスガイドの老舗。シーバスチャーターのほか乗合便も出船中。もちろん、ボートアジングにも対応。
http://salt-striker.com/
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