先日、琵琶湖プロガイド・TAKこと三宅貴浩さんのロケに行ってきました!
結果はなんと50㎝UP連発の2ケタ釣果!ロクマルも飛び出した超絶釣果となりました。
1匹でも多くのバスを釣るために三宅貴浩が工夫していること
三宅さんは毎日のように湖上へでて、ゲストさんに魚を釣ってもらわなければいけない「プロガイド」という立場。
当然「1匹を釣る(釣らせる)」ということに対する責任の大きさは自分1人で釣りをする時の比ではありません。
そんなプロガイドだからこそのちょっとした工夫や細かい考え方というのは横で見させてもらっていても非常に勉強になります。
今回はそういった細かな三宅さんの細かなテクニックを紹介いたします!
①ルアーカラーにはこだわるべし
ルアーのカラーについてはそんなに気にしない人、細かくこだわる人いろんな考え方があるでしょう。
三宅さんはカラーは大事な要素の1つだと考えます。
実際に今回のロケでも、何度もキャストを繰り返しても反応がなかったポイントをカラーを変えてもう一度アプローチした瞬間、1投目でバイト、という局面が何度かありました。
確かに1度だけならたまたまかもしれませんが1度や2度ではありません。
カラーが無関係とは考えにくいでしょう。
「エリアによっても『効くカラー』というのは確実に存在する」という三宅さん。
その場所の実績カラーを参考にしてみると良いかもしれません。
カラーがもたらす違いをわかっていてもこまめにチェンジするのが邪魔くさいと思ってしまう気持ちも分かります。
しかし、1尾でも多くの魚を取りたいのであれば「反応がなければカラーを変える」という選択肢を持っておいて損はないでしょう。
ちなみに三宅さんのオススメカラーはモーニングドーン。
三宅さんいわく、モーニングドーンというカラーは濁っていてもクリアでも使えるカラーとのこと。
濁っている時にアピール力が高いのは想像がつきそうなものですが、実はクリアウォーターでもナチュラルめなカラーなんだとか。
なんと今回の取材中には、このカラーを使いすぎて三宅さんの手持ちのモーニングドーンカラーがなくなるという場面も(笑)
他にもゴールデンシャイナーやゴーストシュリンプなどもオススメ!
②意図的にプレッシャーを逃がす
これだけ聞いても「どういうこと?」と疑問に思う人も多いでしょう。
カンタンに言うと「一か所で粘りすぎない」ということ。
良いエリアだからといってその場所のみで粘りすぎると必然的にプレッシャーが高くなってしまいます。
広いエリアを流しながら釣りができるルートを自分の中に持っておくことで、意図的にプレッシャーが一か所に集中しないようにするのです。
プレッシャーは他人からだけでなく自分でもかけてしまうことを念頭に置いておきましょう。
移動しながら釣りをすることで場を荒らさずに釣り続けることが可能になりますよ。
③ベイトリールはクラッチワークでファイト
三宅さんはベイトリールの場合、ドラグをフルロックしてクラッチを切りながらラインを出してファイトされていました。
当然ベイトリールにもドラグは付いていますが、ドラグは設定した一定の強度からしかラインが出ません。
クラッチを切って指で直接スプールを抑えながらやり取りすれば強弱は自由自在です。
基本的に三宅さんは巻いている瞬間以外はクラッチを切っているそうです。
ドラグをフルロックしていることでフッキング時にズルっとすべってしまうのを防ぐこともできます。
どんなルアー・タックルを使うのか、どこのエリアで釣りをするのかももちろん大切ですが、こういった細かなポイントにまで意識を向けることが1尾でも多くの魚をキャッチするのに必要不可欠なんですね。
ぜひみなさんも参考にしてみてくださいね!