今江克隆のルアーニュースクラブR 第950回「理想のビッグベイト像とは!?」の巻
2関節・S字系ビッグベイトのメリット
S字系の最大のメリットは、バスがバイトするか否か迷っている時に、最後の決め手のワンジャークでバスの視線を切って反射的に口を使わせる能力だろう。
リップレス2関節系ルアーは、ワンジャークのスライドを自分の意思で左右いずれかの方向に簡単に決められることに尽きる。
バスの目線を観察し、その視野の隅から消えるように、なおかつバスが追い込みやすいと錯覚する岸際方向にここ一番のワンジャークで「逃げ」を決める。

ダートが決められる2関節(リップレス)ビッグベイトの代表格である「SGプラス・アンドロイド」。背針仕様はナゼかドテッ腹スレ掛かりが多発しすぎ、とても試合では使えず…。ちなみに複数の針がルアー外郭から強烈に出ていると、バスは異常なほど警戒する。
このキメの一手が自分の狙いとは無関係な逆方向にでも行ってしまうと、せっかくのビッグチャンスが台無しになってしまうことは、火を見るより明らかだろう。
2関節S字系は、慣れればオーバーハングの影や岩盤のエグレにも、左右いずれかのダート幅をコントロールして横横アクションで進入させることも簡単だ。
即ち、2関節S字系のメリットとは「スライド方向を意志通り決めやすい」ことにある。
それでは多関節系はどうか?
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