がまかつ・ラグゼのバスロッドEFREET(イフリート)は、超軽量パワーロッドという相反する条件を両立させた常識を覆す最先端ロッド。
現在8機種(ベイト6機種、スピニング2機種)のラインナップで展開されているが、今回は琵琶湖でフルタイムガイドとして活躍中の、ラグゼプロスタッフ・磯村雅俊さんに「琵琶湖で厳選するなら」というテーマでお話をうかがった。イフリートの厳選3機種およびオススメルアーをガッツリ解説していただいたので、ぜひ参考にしていただきたい!
出典:がまかつ
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B64MH-R
ノーシンカージャークで使用、琵琶湖で使用頻度の高い1本
イフリートB64MH-R、このロッドはノーシンカージャークで使用します。ちなみにB64MH-RのMHにあたる部分がパワー、Rにあたる部分がアクション(テーパー)と考えてください。
このロッドはRということでレギュラーテーパーになっていて、ジャーク系の釣りやフットボール、デカいポッパーなどのトップ系なんかにピッタリなロッド。琵琶湖では使用頻度の高い一本です。
琵琶湖で使うロッドとしては短めですが、操作性を優先し、動きにキレが出るようにするためにはこの長さがベストです。
ノーシンカージャークでは、ドラッギングならドライブスティックの4.5インチ、キャストで使う場合はサカマタシャッドの6インチなどをよく使用します。ここのところノーシンカーの調子がよく、時期的には去年なら6月から10月ぐらいまで長く使えました。
出典:O.S.P ドライブスティック4.5インチはノーシンカージャークで用いるワームのひとつ
出典:デプス ノーシンカージャークで使用頻度の高いサカマタシャッド6インチ
フットボールはがまかつのフットボール28の3/8オンスにバルビュータの3.5インチを組み合わせることが多いです。浚渫(しゅんせつ)エリアのエッジを中心にズル引きやボトムバンプで使用します。
出典:がまかつ フットボール28は短めのシャンクとレギュラーワイヤーの採用で、フック強度が大幅にアップし根掛かりも軽減。ファイト時にジグが振られず、バラシを防ぐベンドカーブデザインになっているのも特長。 1/4、3/8、1/2、3/4ozあり
ノーシンカーからフットボールまで使えるという事でかなり使用頻度が高くなるロッドです。ラインはフロロの14lbを使用します。
B67M-RF
夏の琵琶湖でライトパンチショットに
B67M-RFは夏メインの一本です。2.7gのパンチショットリグで使用します。結構ライトなパンチショットなのですが、昨年あたりから結構活躍してくれています。B67Mはオーソドックスなバーサタイル性に富んだロッドで、こういった軽めのリグでもキャスト&操作できます。
タイプ:ベイト / 全長:6’7″(201cm) / 自重:98g / パワー:M / ルアーウェイト:1/8~3/4oz、3.5~21g / 適正ライン:8~14lb
使用するワームはKIDのG2カーリー・10.5インチです。
去年もウィードが少なかったのですが、コカナダモが縦に伸びているエリアでも高さがまばらで結構スキマがあるのでそのスキマを狙います。
テキサスだと垂直落下してくれないのでウィードのスキマに入ってくれません。軽めのパンチショットを落として浮いている魚を狙うイメージです。
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ラインはフロロの12~14lbをウィードの濃さに合わせて使い分けます。基本12lbですがウィードが濃いエリアでは巻かれたりするので14lbが安心できます。
B74XH-F
カレントの効いたメインチャンネルやボディウォーターで
最後にB74XH-Fです。これは5gのラバージグにブルフラットの3.8インチかスタッガーワイドのツインテールの組み合わせです。
タイプ:ベイト / 全長:7’4″(224cm) / 自重:122g / パワー:XH / ルアーウェイト:3/8~2・1/2oz、10~70g / 適正ライン:16~20lb
放水があったりして、カレントが効いているメインチャンネルやボディウォーターで使用します。これもウィードに密度がないことを利用してフォールで釣っていきます。下物のエビモが絡んでいるエリアでもいいですし、コカナダモ系でも使えるリグになります。
遠投して使用する上にブラシガードがあるのでフッキングにストロークが必要になります。7フィート4インチという長さがあれば問題なくファイトに持ち込めます。
さらに、密度は低くてもウィードの高さがあるエリアでは乗り越えるのにもこの長さは役立ちます。ラインはフロロの20lbがオススメです。
出典:LUXXEムービー
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