ポイントに着いて、まず亜衣さんが選んだのは、このセッティング。

水深が20－30ｍと比較的浅いポイントを攻めるので、ヘッドはTGビンビン玉スライドヘッド45g（ピンクゴールド）。

ピンクゴールド

出典：ジャッカル

ネクタイはビンビン玉 T+ネクタイ / フィネスカーリー（オレンジゴールドフレーク）に、スカートがビンビン玉Ｔ＋スカート（シマシマオレンジ）の1本仕様。

ネクタイ

オレンジゴールドフレーク

出典：ジャッカル

スカート

シマシマオレンジ

出典：ジャッカル

このエリアに通い、ここで開催されるタイラバのトーナメントにも出場しているので、エリアの特長を熟知している亜衣さん。このエリアは、ボトムからすぐに反応がでる、ということ。

経験上、ボトムから5回巻いて（2ｍ30cm）ぐらいで、ほぼアタリがでるとのこと。

そして、瀬戸内エリアの特長といえるのが、水の色。

亜衣さんのホームグランドである紀淡海峡も水質はクリアではなく水に緑かかった色がついているそうでうが、瀬戸内エリアはさらに黄色味を足したような水質。濁りの入った海域では、魚は障害物やボトムを目印にして泳ぐ習性があるので、このエリアはおのずとボトム狙いが中心になるそうです。

そして、亜衣さんのマダイをとにかく釣っていくスタイルとして、「小針」と「柔らかいロッド」での「送掛け」。マダイがアタってきても違和感を感じないような「ドラグ設定」で、繊細なアタリも逃さず感じて、乗せていくという、いわばトーナメントスタイル。

と、開始5分でいきなりアタリ！ボトム付近でヒット、ファーストチョイスのタイラバにアタリがあると嬉しいですよね！

その後にもアタリがあるも乗らず、ドラグの設定を見直し。

亜衣さんのドラグ設定ですが、小針をきっちりと掛けていくために、かなり緩い設定。亜衣さんはこの緩い設定を「サービスドラグ」と呼んでいますが、巻いている時はこの設定にして、アタリがあって針がしっかりと掛かったら、ドラグを強めに締めてアワせを入れて、ファイトを開始。極力、魚に違和感を与えないように、極めて自然に誘うのが亜衣さん流。

なぜ、小針なのかというのは、ゆっくりと確実にマダイの口の周りの柔らかい部分に針を掛けていくため。

大きい針で早く掛けていくと、マダイの顔の硬い部分に薄皮1枚の状態であがってくることも多いそうで、確実に獲っていくための「小針」。そしてそれをアシストする「柔らかいロッド」と「ドラグ設定」。

出典：ジャッカル

【2019】BIN-BIN STICK EXTRO詳細ページはコチラ

とにかく数を釣って答えを導きだしたいという、トーナメント仕様のようなセッティングですが、やっぱり数釣りしたいじゃないですか？

フィネスだけど、確実に結果をだしてくれる、亜衣さんの瀬戸内エリア攻略で辿り着いたスタイルです。