今江克隆のルアーニュースクラブR 第947回「オカッパリ巻きシャッドの最新動向」の巻
もう1つのゲキアサシャッド「激夜叉(ゲキヤシャ)」
最後に、今回のゲキアサゆずカップでは、ゲキアサシャッドの開発過程で最後の最後までどちらを製品化するかで悩みに悩んだ通称「激夜叉(ゲキヤシャ)」を、一般アングラーの感想を調査する目的で400個だけ特別会場限定販売したが、瞬間完売するほどの超人気。

ゲキアサシャドの異母兄弟?「激夜叉」。 その名のとおり、ハンプバックを激しく倒しこむ伝説のブラウニーロール。 ゲキアサゆずカップ協賛5店舗で4月末極々少量販売です。
超シャロー用巻きシャッドの人気が如何に高いかを改めて実感することになった。
この「激夜叉」は、「ゲキアサシャッド」とはボディ形状から根本的に違う珍しい「ハンプバック型シャッド」で、その夜叉の名前に相応しいく、直線的な腹のラインを回転軸にハンプバックを倒しこむ強烈な色調明滅を伴うパワーロールアクションを発揮する。
「ゲキアサシャッド」が往年のシャッドラップラパラ系ビビッドタイトロールなら、「激夜叉」は懐かしの知る人ぞ知る今は無きザウルスの伝説的爆釣ミノー「ブラウニー」のハンプバックロールアクションを強烈にしたようなパワーローラーである。
実釣テスト釣果的にもほぼ互角。
最終的によりシャッドらしい、プレッシャーに強いアクションの「ゲキアサシャッド」に販売は決定したが、形状からも「激夜叉」の逆風飛距離と攪拌パワーはゲキアサシャッドを凌ぐほどで、これを完全お蔵入りさせるのはどうにも惜しすぎる存在だった。
特に秋には「激夜叉」の方がアクション的に強くなることも予想される。
いずれにせよ、この春は残念ながら「IK-SPIN JERK」と言う強敵が同時存在したために、生産ラインの空きが無く、試作金型の1000個をゲキアサ会場及び、ゲキアサ協賛ショップのみで特別販売し、反響を見ることになった。

特別限定販売の「激夜叉」400個は瞬殺。ガラガラも長蛇の列。釣り大会というか、ミニフィッシングショー。
残りは僅か600個、協賛5店舗(サイト51、プロショップK’s、アウトレック、常陸黒鱒漁具店、プロショップANY、4月後半入荷予定)で割ると各店120個の極少量ですが、運よく購入できた方は是非、イマカツラブフィッシュコーナーに釣果報告を投稿してください。
自分的にも非常に興味のある、似て全く非なる2つの「超シャロー50cmダイバー」のゲキアサシャッドですので。

案の定、ゲキアサカップ翌日には購入されたアングラーから「激夜叉」でのビッグフィッシュ報告が。

果たして来年はどうなるのか? なんだか既にトンデモ企画が持ち上がっているゲキアサゆずカップin令和。来年をお楽しみに!

会場は200台超えの車でパンパン。総勢300人超えの大会の最大問題は駐車場。来年、駐車場問題をクリアできれば1000人規模の大会も?

会場では地元イチオシのたこ焼きトキちゃんと茨城バーガーチャンピオンのグルメ対決も大繁盛ゲキアツでした。

全員に当たる大抽選会も「ゲキアサゆずカップ」の魅力。 今年はメガバスの協賛もあり、年々賞品もゴージャスに。

朝5時から夕方5時まで、耐久釣り大会にも関わらず、最後まで大盛り上がりでした。