ウィードライダー+ドライブシャッドの組み合わせが絶好調!
ウィードライダー+ドライブシャッドでの各レンジ・タイミングなど出しどころにより釣れています。3.5~4mのウィードアウトサイドや浚渫隣接のフラットエリアでは濁りがあれば終日ウィードライダー+ドライブシャッドで狙えます。リトリーブレンジは背の低いセンニンモや“ご飯ですよ”と言われる枯れて残ったウィードの繊維の塊を時折コンタクトさせ乗り越えるようにボトム付近をリトリーブしています。
水質がクリアなら太陽光が傾いて注ぐ9時頃までのモーニングバイトが期待できる時間帯、太陽光で水温が上昇した15時頃からの北風・南風のタイミングでいずれも食性によるフィーディングタイムに入るタイミングです。風が弱い時・水温が低い時はウィードライダーは1/2ozを、ドライブシャッドは4インチをメインに使用し、動きが鈍い個体でも追いつきやすいようにややスローにそしてシルエットを抑えるため、ローアピール寄りのセッティングが有効です。
朝から水温が高い、風が強いコンディション下ではアピール強め・スピードも速めのウィードライダー5/8oz+ドライブシャッド4.5インチを使用し広範囲を時間をかけずに高活性バスを反応させるような使い方です。
ウィードライダー1/2ozでショートバイト多発している時やボート際でのバイトが多い時はバスの基本的な活性が低いのではなくクリアウォーターで見切られていることが多いので、ウィードライダー5/8ozにしてリトリーブスピードを速くし見切られないようにするのと、リアクション要素を加えることによりフックアップに持ち込めることが多いです。この時はドライブシャッド4インチを使用、ガードは根元からすべてカットし、全体のシルエットは小さめ・スピードアップで見切られない・フッキング率アップを目的にした対応をしています。
このレンジではウィードライダーはブラック、ブルーギル、グリーンパンプキン、レッドブラック、キラーゴールドなど。ドライブシャッドはゴールデンシャイナー、スプレイドグラス、ソフトシェルスモーク、シルバーシャイナー、稚アユ、ブラッディシャッドなどのカラーが好調です。
シャローレンジ(1~2m)は朝は水温が下がっている&下がり始める夕方のタイミングは厳しいです。なので確実に水温上昇する10~15時までが狙いの時間帯となります。浅いので少しでも濁りがあり風が当たっていない“水温が上がり易い”エリアをセレクトしています。この季節ポカポカ陽気になると稚アユやブルーギルが浮き気味となりバスの目線が上がります。
また少し深めのコンタクトポイントにいるバスもフィーディングによりシャローにさしてきます。この時間・このレンジで釣れるバスはやる気があれば簡単に答えが出ます。短時間に連続ヒットということが多いですので時間をかけて粘ることはNG。そのタイミングに釣れなければ、時間を変えて入り直すなどした方が良いです。
釣れてくるバスは高活性なので沖のレンジのようにボトム付近は巻きません。レンジの真ん中付近、1mなら50cm、2mなら1m付近をミディアムスピードリトリーブしています。シャロークランク的な使い方です。レンジが浅いのでウィードライダーは1/2ozを、ドライブシャッド4インチを使用することが多いです。ボトム付近を巻かないので根がかりなどは少ないため、ガードは根元からカットしフッキング重視のセッティング。
濁りの中なのでウィードライダーはシルエットがハッキリ出るブラックやレッドブラック、チャートバックアユ。ドライブシャッド4インチはゴールデンシャイナー、シルバーシャイナーなどのカラーが好調です。また濁りが落ち着てくるとウィードライダーはブルーギル+ドライブシャッドはソフトシェルスモークとナチュラルカラーにした方が良くなることもありました。
以上のようにウィードライダーで一日狙っていくなら、朝9時頃までは沖のエリア→10時頃からはシャローレンジ→15時頃からは沖のエリアをラン&ガンして各レンジのバスの活性を考え・合わせて釣りをした3月まででした。
O.S.Pプロスタッフ・琵琶湖バスフィッシングガイドの森田哲広プロが、自身がプロデュースしたスイムジグ【ウィードライダー】を使い、春のシャローを攻める。スイムジグ・ウィードライダーの特徴を実釣を交えながら解説。ドライブシャッドをセットするときのハウツーをはじめ実践で役立つ情報満載!