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今江克隆のルアーニュースクラブR 第946回「神カラーと冷遇カラー」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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ぶっちゃけ、リアルカラーはナシ?アリ?

バスがリアルカラーを認識するかどうかの論議は昔からあるが、サイトフィッシングで使う限りにおいては間違いなく「ある」と自分は断言する。

水中に入れるとさらに艶かしさを発揮するイマカツ独自の3DR鮒カラー。

「寒鮒銀」ばかりが注目されてますが、「寒鮒金」が次は来ると予言。金鮒は高水温期のリアル鮒カラー。

見えない場合は何とも言えないが、目で見て反応差が分かるサイトフィッシングにおいては、カラーローテーション(と言うより、興味のある餌のシルエットと色に似た要素)は非常に重要である。

実際、一度ルアーを見切ったバスに、同じルアーを投げてもそれ以上の反応をしてくれることはないに等しい。

奇しくも昨年、時期は違えどTOP50の練習でなんちゃってロクマルを「ギルロイドJr.ブーツテール」で釣ったのは、今回、三原が釣った場所と同じでした…。

今回、自分もi字系サイトの双璧として三原と同じくエンジンの「SHU7」を使っていたが、小さくてサイトで見難いため白パールを使っていた。

しかし西ノ川では幾度も見切られてどうにもならなかったのだが、三原も市村君も実に地味な「見難い」色の「SHU7」を使って食わせることに成功していた。

三原は、「白だと途中で見切っちゃうけど、スモーク系だとそのままいっちゃうんですよ」と試合後に言っていた。

その時、視力2.0で遠視の自分の方が目の小さい(笑)三原より見える自信はあったのに、なんで三原にはスモーク系の3インチ以下のワームが遠方で見えるのかが、とても疑問だった。

しかし、決勝でたまたま加藤(誠司)プロと西ノ川で背中合わせでバトっていた折に、加藤プロを見ていて妙なことに気が付いたのだが、その理由が試合後、三原の話を聞いていてふとボートに目をやった時にハッと気が付いた。

見ないほど小さな極小サイト系ワームを遠方でも見える方法に遅まきながらその時気が付いたのである。

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