トップガイドとティップの段差をなくすテーパー
衝撃的な軽さを生み出しているのは、必要な要素はすべて詰め込み、無駄なモノは一切カットしているからなのですが、実はティップにもそのための秘密が隠されています。
トップガイドはただ取り付けただけにあらず。トップガイドとティップの段差をなくすため、超微妙に、ゼツミョ~にテーパーになっているのです。匠のワザで、少しでもティップの軽さを出しているワケです。
実は…ナイスサイズのアジも竿全体で受け止める
そうして作られているエアライトモデルなので、もちろん豆アジ、小アジの微妙なバイトを感じて掛けられる高い感度は魅力です。
しかしながら、実は大きなアジを掛けても、竿が全体的に曲がってくれ、負荷を分散することでしっかりキャッチできるのです。
竿を振ってみるとシャープで、ファーストテーパーな感覚ながら、実際に大きな魚を掛けた時には安心感のあるロッドでもあります。
このためエステルラインでも長く持つ、切れることが少ないのだとか。
軽さや感度に注目のエアライトモデル。しかし、実はそれだけではないポテンシャルの高さを教えてくれた藤原さんなのでありました。
勉強になりました! また教えてください!
GAMAKATSU(がまかつ)
1955年創業。大阪府大阪市に本社を置き、シンガポールに本店を置く。釣り竿、釣り針、ウェアなどをメインに製品を開発・製造・販売を行っており、ルアー部門では「ラグゼ シリーズ」が有名である。
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