ついに公開されたIMAKATSUのバスフィッシング用ソフトスイムベイト「ジャバロンネオ」。
「ジャバロン」が11年ぶりとなるフルモデルチェンジして「ジャバロンネオ」に生まれ変わるということはお伝えしている通りなのだが、前モデルから改良になった点が判明したのお伝えしよう。
で、コレが大注目の「ジャバロンネオ」。※写真はリグってあるイメージ
パッと見てお分かりいだける通り、モデルチェンジ最大の目玉は、頭部に設置された逆三角形の抵抗板のような部分。
正直、かなりブサイクではあるが、この形状こそが様々なテストを繰り返した結果であり、これ以上もこれ以下もない、究極の形状とのこと。
ちなみに、ジャバロンをモデルチェンジするに当たって一番重視したされたのは、今江さんがジャバロン(旧型)に持っていた不満を全て解消することだそう。
その不満とは以下の5点だ。
- ある程度速く巻かなければ蛇腹のうねりアクションが出ないこと。
- スキッピングすると針先が背中から飛び出しやすく、障害物を越える際、根掛かりの原因となること。
- 顎とスリット部分が裂けやすいこと。さらに裂けるとフックがズレてホールドできないこと。
- 重く太いノガレス#5/0でないとバランスが取れないこと。
- モグチャにセットするには頭が短いこと。
1に関しては、前述の抵抗板が威力を発揮。この形状はウネリアクションを最大限に、最低速で発揮する役目と、少々形状が曲がっても多関節ボディとのバランスで真っ直ぐ泳ぐ許容性能を併せ持っているのが特徴。
そして、2,3,4の課題をクリアするために、顎部分の強化としてジャバロンリアルで採用されていたスプリングコイル埋め込み方式を採用。
しかも、顎のスプリングコイルは製品状態ですでに埋め込まれており、さらにリアにも1個追加できるオプションコイルが付属するダブルコイル方式となっている。
コレにより耐久性が大幅に向上。スキッピング等の激しい使用にも耐え、同時にフックポイントが飛び出しても抵抗板が2次ガードを果たしてくれるため、最初からフックポイント剥き出しのフッキング重視セッティングも可能となったとのこと。
またコイルの影響で低重心化されたことで、ノガレス以外のほぼ全てのフックに適応が可能となった。
さらに、5に関しては、モグチャモンスターにベストフィットするように頭部長も調整済みとのことだ。
「ジャバロンネオ」は、抜群のスナッグレス性能、スキッピング性能、デッドスロースイミング性能(ウェイキングも可)を誇ることから、オカッパリではとんでもない武器となる。
今江さんによると、オカッパリでにテストでその威力と使い勝手はお墨付きとのことだ。
というわけで、まさに「パーフェクトジャバロン」、「ジャバロン完全体」となった「ジャバロンネオ」、発売時期はいぜん未定だが、そう遠くない日にみなさんもキャストできるはず!
それまではアクション動画を見て、脳内で爆釣体験を妄想しておくとしますか。