2つのハートテールでサーチする春のバス
みなさんこんにちは!市村直之です。
ハートテール3.5インチがついに発売されました!
今までのオリジナルサイズのハートテールと今回新しく仲間入りした3.5インチを組み合わせると戦略がかなり広がります。
「春のバス釣り特集」ということで2つのハートテールを使ったバスの探し方をご紹介します。
この時期の状況やロケーションを探っていく上ではあまり多くの種類のルアーは必要ありません。
僕の場合はオリジナルの5インチと3.5インチのハートテールがあればほとんど事足ります。
今回のロケ動画でもここで紹介する方法でサーチしていますのでぜひご覧くださいね!
春は1年で一番ナーバス
春のバスはスポーニングという1大イベントを控え、1年でも最もナーバスな時期。
ずっと神経を尖らせて春を迎えようとしています。
そんなバスに対してアピール力の高すぎるクランクやバイブレーションは✕。
そんな時期だからこそハートテールなどのシャッドテールワームがピッタリなのです。
イチ早く水温が上がる場所を見つけるのが春の釣り
春のバスは早春は少しでも水がたるんでいるところ、たとえば反転流の裏側や流れがヨレているところを探るのがよいです。
バスは水温が一番最初に上ってくるであろう場所に越冬場所から進んでいくことになるためです。
野村ダムのようなリザーバーであればバックウォーターの水温が徐々に上がってきて、本湖の水温を超えてきたときが春到来の合図。
バスはこの瞬間を今か今かと待ち構えています。
探るレンジは上から
春に近づくにつれてルアーが魚に積極的に寄ってくるようになります。
浅いレンジを引いて魚を下から引っ張ってきたとき、バスはルアーを自分の身体より上に見るのでラインの存在が消えてくれ、比較的イージーに食ってくれます。
まずはハートテールのノーシンカーなどで水深30〜50cmの浅いレンジから探っていくのがオススメです。
反応がなければエリアやレンジを変えていきましょう。
春っぽい場所から探していく
今説明した浅いレンジから探ろうという話と若干かぶるのですが、春先は「春っぽい場所から探っていく」ことが大切です。
たとえば越冬場所であるディープから探ってしまうと魚が釣れたとしても現状(=春の進み具合)はどうなのかわかりません。
より春っぽい場所から探っていけば、「お、もうここまで上がってきているのか。春だな」とか「まだここまでしか上がってきていないか」などの判断ができます。
次の魚に繋がるヒントが得られるわけです。
冬の間水温が安定するディープが越冬場所になりますが、そこからバスは順次シャローに上がってきます。
そのためディープに隣接した岬や張り出しなどのシャローに最初に魚が上がってくるので狙い目になります。
1度その日の季節の進行具合が分かってしまえば、あとはその手がかりに基づいて同じようなエリアをどんどん狙っていけばOK。
1年を通して春は魚の居場所を捉えやすい時期なのですがこれはそのためです。
まさにパターンフィッシングといえますね。
水温は目安でしかない
水温はあくまで目安でしかないので注意しましょう。
ベイトや他の魚の生命感が一番大切です。
実際自分の目で見えるものから状況を判断するようにしてください。
鳥がいるかどうかなども判断の基準になりますね。
浅場で反応がなければ
ノーシンカーを通してみて反応がなければレンジを下げてみましょう。
ハートテールをスイムジグと組合せれば同じスピードでより深いレンジを探ることができます。
ピンポイントのストラクチャーや狭い範囲のカバーなら3.5インチで撃つのも◎
ハートテールの使い分けの別の記事でも詳しく説明しますが、ハートテールのオリジナルサイズは基本的に巻いて「線」で使います。
それに対して3.5インチは巻くだけでなく点を狙うこともできます。
短い距離でもしっかり動くテールによってカバーの中での僅かな移動距離でもプルプルとアクション。
ノーシンカーを巻いても反応がない場合は巻きの釣りから撃ちの釣りに変化させるのもありでしょう。
2つのハートテールで死角なし!
これら2つのハートテールがあればかなりバリエーション豊かな攻めが展開できます。
春バスをキャッチしたいあなた!ぜひ使ってみてくださいね!