ミッド~アフター
スポーニングが進んでくると魚はベッドを意識するようになり目線が下向きになります。
そこでこの時期はボトムを意識した攻めになります。
主に私が使用するのがネコリグです。よく使うワームはスワンプジュニアやドライブクローラー4.5インチ。シンカーは0.9gを基準に、その日の魚のは反応や狙う水深に合わせて重くしたり軽くしたり微調整します。
そして使用するタックルですが、ゼフィロスシリーズでネコリグにピッタリなのがS61L-F。
ファーストテーパーアクションでティップ部分の反発を活かしてしっかり細かな動きをワームに伝えてくれます。
ラインはフロロの4ポンドちょうどよいでしょう。
キャストしたらボトムまで沈めて底から離れないようにシェイクします。
あまりに遅すぎると✕。転がすようにシェイクしていきます。
S61L-Fであればきちんと手元のシェイクがワームに伝わるのが分かりやすいです。
私の体感としては寒いときはアクションは早めに、温かいときはふわっとめにゆっくりアクションさせると反応がよいと感じています。
すこしアフターが混じりだすタイミングではノーシンカーワッキーも効果的です。
私は5”スリムヤマセンコーや5”プロセンコーなどの高比重系のワームをメインに使います。
出典:ゲーリーインターナショナル・5”スリムヤマセンコーページ
タックルはカバーの外を狙うか中を狙うかで使い分けます。
カバーの外ならネコリグのときと同じS61L-F+フロロ4ポンドという組み合わせ。
カバーの中を狙う場合はもう少しパワーが欲しいのでS64ML-FにPEの0.8〜1号+14〜16ポンドのリーダーというパワーフィネスタックルをセレクト。
S64ML-FはパワーはありながらもティップはLパワークラスという繊細さも併せ持つのでノーシンカーワッキーが扱いやすいです。
ノーシンカーワッキーでは基本的にカバー周りのサスペンドした個体を狙います。
立木やバンク沿い、岬やオーバーハングなどにキャストし、フォール。ある程度沈めてシェイクします。
アフター〜回復期
回復してきたタイミングに入ったら私がよく使うのはスピナーベイト。ハイピッチャーの3/8ozや1/2ozをよく使います。
スピナーベイトで使うロッドはB66MH-Fです。
ゼフィロスシリーズでは一番パワーのあるMHクラスのロッドです。
スピナーベイト以外にもライトTXでなども扱いやすく、ファーストテーパーでアワせていく釣りに向いています。
ラインはフロロの14ポンドを使うことが多いです。
カバー周りや岬に投げてガーグリングしたり、レンジをとって引いてきます。特に難しく考える必要はありません。
春は状況が日替わり
春のスポーニング時期を基準にタックルと併せて私の狙い方を紹介してきました。
春は1日ごと、もっと言えばその日の中でも状況がコロコロ変化していきます。
今のコンディションに合わせて少し寒い場合はスピードを上げたり、暖かくなったらカバーに浮いてくるかも、と考えてみたり臨機応変にアジャストしていくことが大切です。
ぜひご紹介した内容を参考にしていただければ幸いです!
みなさんも春の釣りを楽しんでくださいね!