デュエル・ハードコアから登場するビッグベイト「ニンジャトゥイッチングライダー」は、そのコンセプトがかなり興味深い。
誤解を恐れずにいえば、ビッグベイトっぽくないのだ。
プロデュースはもちろん「ニンジャ」ことセンドウタカシさん。センドウさんは「ビッグベイトビギナー、あるいは”ビッグベイトって複雑でしょ”って思っている方にこそ使ってほしいです」という。
タダ巻きで〝ピッチの細かい〟S字
まずはニンジャトゥイッチングライダーの特徴が分かりやすいように、ニンジャグライダーとの比較を簡単にまとめてみる。
ニンジャグライダーとの違い
・泳ぎのピッチ
・ジョイントの角度
・ウェイト設定
細部はともかく、大きくはこの3つが違う。
この中で注目すべきは、泳ぎのピッチが違うという点。ジョイントの切れ込み角度やウェイト設定は、この泳ぎのピッチの違いを表現するための設定だ。
ではどんな動きなのかといえば、ニンジャグライダーと比較すると「細かいピッチのS字」を描くのがニンジャトゥイッチングライダー。
ピッチの細かいS字系アクションとともに、もうひとつ、S字系アクションの中に「自分が意図した動きを加えられる」のもトゥイッチングライダーの特徴だ。
次ページではセンドウさんの解説ムービーをまじえて、トゥイッチングライダーの核となる部分に迫っていきたい。
次ページにてセンドウタカシの生解説ムービー
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