O.S.Pから新たに登場するチニングワーム。
その名も「フラッターチューブ2.5in」。
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アクション時の負荷でもズレないホールド性能。
フッキング性能。
この2つを両立させるため、味と匂いをシッカリ配合させた若干硬めのマテリアルを採用。よって、ワームのホールド性と食い込みの良さを実現し、中空構造によってフッキング率を大幅向上。さらに、中空構造による恩恵として、各パーツがなびき、水中で漂うような生命感を演出することで、巻きやボトバンなど…幅広いメソッドに対応。
そんな話題の「フラッターチューブ2.5in」ですが、発売前から東京湾でガンガン釣果を上げているのが、O.S.Pプロスタッフの“龍岩 朋樹”さん。そこで、今回はワームの魅力をはじめ、使い方や使いドコロにアクション、オススメカラーなど…詳しくお話を伺うことができましたので、記者の質問内容に沿う形でお届けしていきたいと思います!
Q1:フラッターチューブのコンセプトは?
A:「フラッターチューブ2.5in」のコンセプトは“使いやすい弱波動系チューブワーム”。多くの弱波動系ワームは、パーツの水押しの弱さから、操作感が乏しいと感じることがあります。操作感がないと遠投先での情報量が減り、リグの動きが把握しづらくなるため、扱いにくいという印象を受ける方もいるでしょう。
その点、「フラッターチューブ2.5in」はパーツの形状やバランスを工夫し、さらにチューブ構造の採用で、高いフッキング性能と、程良い浮遊感を両立しています。
Q2:フラッターチューブの特長や魅力は?
A:特長はその名の通り、チューブ構造を採用していることです。この構造には主に2つの利点があります。それは、“フッキング性能の向上と浮遊感の向上”です。
中空構造により針先が飛び出しやすく、結果としてフッキング性能がアップ。
加えて、針先が出やすい構造のため、素材のハリ・コシを強めることができ、数尾釣った程度では壊れない高耐久性も実現しています。
さらに、チューブ構造によって浮遊感も向上。より強く浮遊させたい場合は、発泡スチロールなどを挿入することで、浮力を自在に調整可能です。一方で、浮遊感が強いと操作感が失われがちですが、「フラッターチューブ2.5in」では頭部の一対の角が進行方向と逆に水を押す設計により、適度な操作感を確保しています。

フッキングが難しい小型のチヌのキャッチ率も上がる
Q3: どんな場所・シチュエーションで使うのが効果的?
A:フラッターチューブは、大場所・小場所問わず使える万能型ですが、アピール力は控えめなため、近距離の魚にアプローチする場面に強いです。魚の居場所が特定できている状況やサイトフィッシングで特に効果を発揮します。
特に有効なのは遠浅の地形や沖の浅場での使用です。
重めのシンカーで飛距離を確保しつつも、チューブ構造が着底感を和らげてくれるため、ボトムを叩きすぎずにリグを操作できます。
Q4: 基本アクションとオススメアクションは?
A:「フラッターチューブ2.5in」は“タダ巻き”、“ボトムバンプ”、“シェイク”、“ステイ”など…多様なアクションに対応します。たとえば、タダ巻きでは、一対の細めのアームが水を控えめにかき混ぜ、シェイク時にはフラスカートがナチュラルに靡きます。
特に注目したいのが“ボトムバンプ”。頭部からワンテンポ遅れてフラスカートが靡く様子は、実釣でも高い効果を発揮しています。
Q5:カラーローテーションとオススメカラーは?
A:「フラッターチューブ2.5in」は全9色展開です。チニングでは水色に近いカラーを使うことが多く、私は年間を通して以下の3色をよく使っています。
砂泥系のベースカラー。
濁りが強いときに効果的。
濁り具合が判別しづらい時に有効。
他にも、冬の澄潮時には“ウォーターメロンゴールドブラック”、夜間には“ソリッドレッド”など、状況に応じたカラーローテがおすすめです。
Q6:初めて使う方へのアドバイスは?
A:チニングでは、ワームの形状・カラー・サイズによって釣果に差が出やすいです。そのため、まずは他のワームとローテーションして使い、違いを体感してみてください。「フラッターチューブ2.5in」のチューブ構造によるメリットや、素材の耐久性が理解できると思います。その魅力を実感し、一軍ワームとしてぜひ試してみてください!
以上! O.S.Pプロスタッフの“龍岩朋樹”さんに伺った「フラッターチューブ2.5in」の魅力や使い方や使いドコロ、オススメカラーなどをお届けしました。 増々盛り上がるチニング。「ドライブホッグSW」や「ドライブクローSW」とぜひご一緒に!