海老で鯛を釣る。
佐賀県・伊万里市(いまりし)の久原港(くばらこう)を拠点とする遊漁船ルアーブランド「REAL FISHER」(インスタ)が揃える「海老ラバ」というルアー。
「知っているけど使ったことがない」。
という方も多いのでは? そのリアルな形状と、ボトムを這う控えめなロールアクションは、まさに海老。ジャンルはタイラバですが、トレーラーワームを装着したり、フックにエサを付けることで一つテンヤとしても使え、両スタイルでアピールの強弱もつけられます。基本的にはタイラバや一つテンヤと同様、マダイを釣ることをコンセプトに開発が進められてきましたが、本物のエビが底を這う、または逃げている様子を再現する唯一無二の動きは、時としてこのような魚種も連発させてしまうこともあります。
【ウッカリカサゴの釣果が桁違い】根魚爆釣ルアーとしての顔も
ウッカリカサゴの釣果が桁違い。
知る人ぞ知る、根魚からの反応も凄まじい。根魚の釣果報告の中でも特に多いのが“ウッカリカサゴ”の釣果。報告の数も多ければ、釣れている数も相当。1年の中でも特に多いのが、産卵シーズンが絡む“春”。正に今、「海老ラバ」で“釣れている”。
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そんな釣果報告のひとつが、こちらの投稿。
福井県沖をメインフィールドに活躍する、REAL FISHERオフィシャルモニターの釣りガール「MAKO」(インスタ)さんによる投稿。写真5~8枚目では、「海老ラバ」で50cmのウッカリカサゴをキャッチ。カラーは“オレンジ”。
こういった釣果報告が、毎日のように寄せられているという。
ちなみに、ウッカリカサゴだけでなく、キジハタ(アコウ)も「海老ラバ」が大好きなようで、同様に釣れる魚種。他にも、根魚全般が狙える今話題のルアーですので、ぜひご自身が通われているフィールドで試してみてください。
トレーラーワーム「つけイソメ」もお忘れなく
さらに釣果を高めてくれる「つけイソメ」もお忘れなく。
まだまだ日本海側は水温も低いそうで、アタリも小さく食い込まない時もしばしば。そんな時に食い込ませるウエポンとして常備していただきたい「つけイソメ」。
6カラーがある中、船長の“御厨 圭祐”さんにオススメカラーを伺うと、“ケイムラブラック”や“ケイムラブラウン”、“ケイムラグリーン”といった暗めなカラーが良いとのこと。
春はシルエットがはっきりしているものに反応しやすく、グリーン系のタイラバはヒット率も上がるそうです。例えば、明るいカラーのオレンジやレッド系のタイラバを使うなら、ワームは暗めのカラーを合わせると、よりシルエットがはっきりしやすく、口を使わせやすくなるとのこと。先日、伊万里湾の近場へ釣行されたそうですが、「海老ラバ」+「つけイソメ」(ケイムラブラック)でウッカリカサゴが爆釣したとのこと。
ケイムラブラック
ケイムラブラウン
ケイムラグリーン
ウッカリカサゴをはじめとする根魚にも効果バツグンな「海老ラバ」。マダイ狙いだけでなく、ぜひ今回紹介させていただいたような使い方でもぜひお試しを!