午後のタイミングで出た一発
朝のレイジースイマーでの1本から後が続かず、早くも時刻は14時…。
日中もっとも気温・水温ともに高い時間帯であり、僕自身の経験値から14時〜15時の約1時間はモンスター級が現れるゴールデンタイム。(単なる持論なので、あまり信用しないでください笑)
そのタイミングでスポーニングエリアを、今度は「クラッシュ9(DRT)」でサーチ開始。
リップ無し、テール逆付け(通称:リップレスモードB)のセッティングでディープが隣接するシャローをロッドアクションとリーリングでヨコヨコさせて誘うと、一段下の深場から真っ黒な魚影が浮上。
ここでアクションを“ヨコヨコ”から、通常の“左右にロングスライドさせるダートアクション”に切り替えた瞬間…下からズドーン!
上がってきたのは58cm 2810gのモンスター。
ランディングした瞬間、手足震えて意識飛びそうでした。(笑) 個人的に一番大好きなルアーでもあるクラッシュ9で、思い通りのタイミングに思い通りの釣り方で釣ることができたのが何よりも嬉しかったです。
ビッグベイトの釣りはオールシーズン楽しむことができる釣り方ではありますが、特にこの春は規格外の個体に出会えるチャンス。春のバスフィッシングはこれがあるから楽しい!
ロッド:スタンダードイシュー80XH(ローダウンカスタム)
リール:カルカッタコンクエスト200XG(シマノ)
ハンドル:バリアルハンドル95mm(DRT)
ライン:マシンガンキャスト30lb(サンライン)
ルアー:クラッシュ9(DRT)
フック:シャークス# 1(DRT)
クラッシュ9に組んだラインは、ナイロンラインの「シューター・マシンガンキャスト 30lb」。
なぜナイロンラインの「マシンガンキャスト」なのかと言うと、今回の用途は水面直下から水深約2mのシャローレンジをデッドウォーク、またはダートアクションでアプローチするという釣り方。これをフロロラインでやると、ナイロンラインに比べて伸びは少ないのですが、ラインの沈下速度が速い為、安定したアクションが出しにくくなってしまうんです。
ちなみにナイロンラインの伸びやすいという欠点に関しては、フロロラインで通常選択しているlb数より1ランク太いものを組めば抑えることもできます。例えば、今回のクラッシュ9(約4oz)の場合だと、FCスナイパー25lbに対し、マシンガンキャストなら30lbという感じです。
また違う使い方の場合、例えばビッグベイトをクランキングでアプローチしていくことがメインになるような時は、先に紹介しておりますが、ラインの沈下速度が速く根擦れに強いフロロカーボンライン「FCスナイパー」や「シューター」、「オーバーテックス」もオススメとなります。