なし…だと思ってたんですよね。
あの向かい風、ラフウォーター、悪い足場、そりゃトラブルも多くなるだろうし、そもそもスピニングで困ることがないと思っていたから。
こんな動画を見ると「アリかも」いや、むしろ「ベイトなら、あの魚も獲れたんじゃないか」なんて思えてしまうから不思議。
【ロックショアベイト入門】タックルから装備まで徹底解説!ロックショアベイト HOWTO
ベイトタックル…ピンと来る方も多いはず。そう、ご存知フィッシュマンの公式YouTubeチャンネル「Fishman」で公開されたこちらの動画。
Fishmanプロテスターの上宮則幸氏が、ロックショアベイトをゼロから解説するというハウツー動画なんですが、上宮さんが考えるメリット・デメリットが目からウロコというか、なかなか興味深い内容。

上宮 則幸(Kanmiya Noriyuki) プロフィール
さすが、実戦型アングラーだなぁと思わせる、ベイトタックルを使う一番のメリットが「ロングリーダーが使える」ということ。
ロックショアをかじってみて感じたのは“掛けても獲れない”ということ。きわどい瀬際なんかで大型の青物を掛けるとまず獲れない。その理由はメインのPEラインが鋭い岩に触れてラインブレイクするから。
記者はガイドの中に極力結束部分を巻き込みたくない派なので、リーダーの長さはスピニングタックルだと1ヒロ半~2ヒロくらい。すると、やっぱり短いと感じる部分があったんです。実際切られてますし。ベイトタックルなら構造上、結束部分を巻き込んでもトラブルが少ないので、3ヒロとか4ヒロといったロングリーダーが組める。そこが大きいと感じた次第。
もちろんそのメリットはロックショアに限らず、シーバスやライトゲームでも恩恵を感じられるんじゃないかなんて。
それだけではなく。本編にはタックルに選び方や必要な装備品、結束システムの紹介の他、コアな所でいくと“ジギングリールの扱い方”まで紹介。
この辺りがさすがフィッシュマンだなぁと。ビギナーだけでなく、ベテラン勢も納得の見ごたえある内容。
記者がしっかりロックショアに傾倒していたのはかれこれ15年ほど前。当時はそもそもベイトタックルという選択肢なんてごくごく一部。それが2025年の現在では新しいアイテムもかなり増え、またそれぞれが進化を遂げて、気になるトラブルもグッと減っているんじゃないか…。
そんなこんなで、ロックショアベイトがすごーく気になってます。15年と言う歳月は記者に老いをもたらし。ロックショアベイトを始めるなら生命保険の見直しからかなぁ、なんて憂う2025年の春でした。
フィッシュマンのロックショアロッド
動画内に登場するロッドはもれなく、フィッシュマンの本気のロックショアロッド。他にもロックショアで使用できるロッドはラインナップされていますが、ロックショア専用といえばこの2本。
品名 | 全長 | マテリアル | ガイド | 自重 | 継数 | 仕舞寸法 | グリップ長 | ルアーウェイト | ライン | 販売価格 |
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BRIST VAJRADANA10XH | 305cm(10ft) | 4軸カーボン | Kガイドチタン+ステン | 430g | 3ピース | 106cm | 84cm | 40~120g | PE2~8号 | 69,800円(税抜) |
フィッシュマン公式「BRIST VAJRADANA10XH」詳細ページはこちら
品名 | 全長 | マテリアル | ガイド | 自重 | 継数 | 仕舞寸法 | グリップ長 | ルアーウェイト | ライン | 販売価格 |
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BRIST VAJRADANA10XH | 335cm(11ft) | 4軸カーボン | Kガイドチタン+ステン | 430g | 3ピース | 118cm | 81.5cm | 40~100g | PE3~6号 | 64,800円(税抜) |
フィッシュマン公式「BRIST VAJRADANA11XH」詳細ページはこちら
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