“バチコンアジング”。
釣具店やSNSで、一度は目や耳にしたことがあるのではないだろうか。実際、どんな釣りなんだ?と思っているアングラーも少なくないはず。そこで今回は、昨今盛り上がりを見せている“バチコン界隈”にフォーカスしてみようと思う。
①:そもそもバチコンってどんな釣り?
多くの人がアジ釣りと聞いて思い浮かぶのは、堤防などからのサビキ釣りやジグ単での釣り。総じて、アジは陸から狙うのが一般的であるのだが、バチコンアジングは“船から行うアジング”である。
バチコンは“バーチカルコンタクト”の略であり、言葉の通り船から専用の仕掛けを使って“縦”のアプローチでアジを狙う釣り方で、ビギナーアングラーでも数釣りやサイズが狙えるのが魅力的な釣り。
②:どんなタックルが必要?
イカメタルやティップラン用ロッドを代用しているアングラーもちらほら見かけることがありますが、やはりその感度や操作性などを考えると専用ロッドがオススメ。昨今バチコンアジングの盛り上がりにより、各メーカーから専用ロッドがリリースされています。
MAGBITEからも「Equalizer68 VERTICAL CONTACT GAME」というバチコン専用ロッドをリリースしています。※2025年秋再販予定
マグバイト公式【Equalizer68 VERTICAL CONTACT GAME】詳細ページはこちら
私自身テスト段階から使用しているのですが、ロッド表記以上のスペックを持っているロッドという印象。テストではある程度ヘビーなオモリを使用したゲーム展開でも難なくこなし、ギガアジを何本も抜き上げる事ができました。
とは言え、ブランクス全体が硬めではない点も“キモ”!実際は食い上げやギガアジ特有の微妙なアタリなどが感知しやすくなっていて、個人的に好きな“攻めの釣り”ができる一本です。
ちなみに、リールは2500番台、ラインはPE0.4~0.6号を巻いておけばOK!
③:どんな仕掛けがオススメ?
エリアによって仕掛けが異なることもあるので、一概に「これ!」とは言い難いですが、私がバチコンアジングをやっている東京湾エリアでは逆ダウンショットリグ、通称“逆ダン”をオススメしています。
余分なパーツが無いシンプルな構造のリグなので、ライントラブル時でもオモリやジグヘッドをカットすればスルッと抜ける仕様になっており、復旧も素早く行えるのでビギナーアングラーでも扱いやすいリグとなっています。
逆ダンって仕掛け作らないといけないの…?なんて方もご安心を!MAGBITEからメインライン直結型の「逆ダンリーダー」たる便利アイテムも販売されています。
マグバイト公式【バチコン「逆ダン」リーダー】詳細ページはこちら
そして!エリアによってはテンビン仕掛けを使用することも。こちらもご安心ください、MAGBITEには「バチコンテンビンリーダー」もございます!
マグバイト公式【バチコン「テンビン」リーダー】詳細ページはこちら
使用するジグヘッドのウェイトは0.2g〜0.8gが基本で、潮流や食い気、誘い方によって使い分けるとGOOD!また、フックサイズは狙うアジのサイズに合わせてセレクトし、オモリは各エリアで異なるので、予約時に確認しておくことをオススメします。
④:バチコンオススメワーム
ワームのサイズは2inch〜3inchを準備していればOK!カラーや形も状況に応じて変わるため数種類ストックしておくことがマストです!
なかでも私の個人的絶対エースは「BootyShake! 2.5inch」、ギガアジの時期には「BootyBoost! 3inch」がオススメ。
マグバイト公式【ブーティーシェイク 1.4inch / 2inch / 2.5inch】 詳細ページはこちら
マグバイト公式【ブーティーブースト 3inch】詳細ページはこちら
さらに!今年5月発売予定の「ジャミング2.8inch」は必見です。
サイズ感、マテリアルの強度共にバチコンに最適な専用ワーム。最大の特徴は針に刺しやすくバイトがあってもずれにくく割けつらいので期待大のアイテムです。
マグバイト公式【ジャミング 2.8inch】詳細ページはこちら
最後に、私のエリアである東京湾では、乗り合いの場合、トラブル回避のためシンカーが15号~というルールが存在します。船宿さんによってエリアも異なるので、予約時にバチコンであること、必要なオモリの号数を聞いて準備しておくのが無難です。
加えて、お互いが気持ちよく釣りができるように同船される方への挨拶もしておくと、より楽しい釣行ができます!
さぁ、釣りをするのが気持ちいい季節。ショアからなかなか釣れない?そのうっ憤を晴らしにいざ。
