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【飛ぶ】バチ抜け専用ルアー「シマノ/ランザ」シリーズにデカバチ・サヨリパターン対応の「145F」が登場!

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関東に次いで、そろそろ関西でもバチ抜けが気になるタイミング。

そこで今回ご紹介するのは、シマノの“飛ぶ”バチ抜けルアー「ランザ」。2025年にはデカバチ、サヨリパターンにも対応する145Fが追加となったことでも話題のルアー。

エクスセンス ランザ 120F/145F ジェットブースト【シマノ】

発売中

魅惑の引波を纏うフローティングペンシル「エクスセンス ランザ 120F/145F ジェットブースト」。

あえてリップレスのフローティングモデルにこだわることで、水平姿勢が保たれ、本物そっくりの引波がシーバスを誘います。特筆すべきはそのキャスタビリティで、7.5gという重量ながら平均飛距離で44m、145Fに至っては11gで平均飛距離は55mをマーク。

品番 カラー タイプ 全長(mm) 重量(g) 飛距離(m) スイムフォーム(角度(°)) フック 本体価格(円)
XL-L12X 全10色 フローティング 120 7.5 44 0 #12 x 3 1,750円
XL-L14Y 全10色 フローティング 145 11 55 0 #10 x 3 2,100円

シマノ公式「エクスセンス ランザ 120F ジェットブースト」の詳細ページはコチラ

飛ばないイメージに変革を

バツグンのキャスタビリティを約束するシマノ独自の重心移動システムジェットブースト。今ではほとんどのエクスセンスルアーに搭載されていますが、「エクスセンス ランザ 120F/145F ジェットブースト」は特別仕様の設計。

多くの場合は5mmや6mmといった少し大き目のタイプが用いられていますが、このルアーでは4mmのタングステンウェイトを採用。ルアーの飛距離が犠牲にならない範囲で小型化することで、バチをイミテートしたボディシェイプを維持しています。

キャスト時は重心が後方に動いて、安定した飛距離を実現。さらに内部にあるバネの力によってメインウェイトが意図した正しい位置に自動で戻るため、ルアーは着水して巻き始めた瞬間にアクションを開始します。ウェイトを正しい位置に戻すためにリップを付けたりする必要もないため、アクション時の姿勢が斜めになることもなく、より自然な動きを演出できる水平姿勢でのアクションを可能にしました。

インプレッション

田上 明茂氏

飛距離に優れたフローティングペンシルということで実釣で投げてみましたが、思った以上の飛距離に驚きました。軽いルアーですが、使い心地がよいので気持ちよくキャストが続けられます。また私がバチ抜けパターンのルアーとして重要だと思うのが、ルアーがどのように引波を発生させているのかということ。この「ランザ120F ジェットブースト」は水平姿勢になっているので、よりリアルな引波を発生させているように感じます。特にバチ抜けパターンでシーバスを狙っていると、魚が間違えてこの引波にバイトしてくることが多々あるのですが、仮に喰い損ねたとしても、他のルアーと比べてその後もしつこくバイトしてくるように感じました。バチ抜けパターンの釣りは、バイトの瞬間が見えて目でも楽しめる釣りです。ぜひこのルアーで、激しいバイトの瞬間に味わえる興奮を体感していただきたいですね。

出典:シマノ公式HP

川上 靖雄氏


私が145mmサイズを使用することが多い状況は、広いポイントで少しでも遠投したい時と、たくさんのバチの中でも存在感を重視したいときです。また、145mmの方は、流れの影響を受けたときに120mmよりもほんの少しだけ沈むような浮力設定になっています。これは5cmにもみたない僅かな差ですが、この違いがシーバスのバイトを引き出すことにつながり、その後に反応がガラリと変わることも少なくありません。さらに私の場合は「ランザ」を使う際、ただ巻きで引き波を立てながら、時折シェイクを入れて操作することがあります。こうすることで、ルアーはわずかに縦に揺れ、通常の引き波に加えてルアーの波紋をより大きく広範囲に広げられると考えています。このような小技が使えるのは、フローティングモデルならではで、アクションにちょっとした変化を加えたいときには試してみてほしいテクニックの1つです。バチパターンの攻略はその日の状況をいかに早く見極められるかが、釣果を伸ばすコツになります。短い時合の中でいち早くパターンにマッチするルアーを見つけるためにも、120mmタイプと145mmタイプを使い分けて、ぜひバチパターンを楽しんでみてほしいですね。

出典:シマノ公式HP

カラーバリエーション

カラーは新色2色が追加され、いずれのサイズも全10色展開。

マットチャート

マットピンク

クリアレッドバチ

パールチャート

オレンジバチ

ブラックピンク

Sレッドベリー

STピンクグロー

サヨリ

アピールシースルー

沖のボイルもこいつなら届くかも。ぜひチェックしてみてください。

関連動画

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

出典:YouTube「SHIMANO TV公式チャンネル」

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。
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