皆様、こんにちは!千田隆喜(せんだ たかき)です。
コチラの記事がアップされている頃は4月上旬~中旬になるかと思われます。
前回までは早春と題してましたが、水温も15℃前後になると春という事で茨城県新利根川を攻略する上で必要な釣り方やそれにあったfenwickロッドをご紹介できればと思っております!
「新利根」攻略に欠かせないfenwickロッド

写真の新利根川最上流となる柴崎堰までボート屋さん(松屋ボート&水神屋ボート)から約15km!日本で一番広いレンタルボートフィールド間違いなしです。柴崎堰はエレキで2時間30分ぐらいかかるポイントです…笑
春の新利根川は水深が浅く、水の流れも比較的緩やかなフィールド。水温上昇が他のフィールドよりも上がりやすくスポーニング(産卵行動)を意識するバスが増えてきますのでハードベイトからソフトベイトまで幅広い釣りを用意しておく必要があります。

クランクベイトやスピナーベイトなどでも好反応!㊧ ココぞというスポットはソフトベイトでじっくりと…㊨
春のバスは冬から動き出して、まだスローな個体やスポーニングが絡むことで神経質になるバスが多くショートバイトが増えるのも春の特徴です。
そんな中、この時期に特に活躍するロッドがハードベイトの場合は”Fast Moving Special”の名がついた機種になります。
ハードベイトにはFast Moving Special
反発の強いカーボン素材だけを使用するのではなく、追従性のあるグラス素材をMIXすることでちょっとしたバイトにも追従しやすくなり、弱いバイトをフックアップに持ち込み貴重な1匹をキャッチしやすくなります。

紙一重のバイトを絡め取ります!
エイシスとリンクスのベイトシリーズでは計8機種の”Fast Moving Special”がラインナップされていますが、新利根川の場合はタイニー~レギュラーサイズのクランクベイトの使用率が高くなるので、それらに合った2機種をご紹介します。
ACES-FM68CLJ”Fast Moving Special”
コチラのロッドは”Fast Moving Special”と名のついた機種で最も軟らかいロッドになるので、主にタイニークランク(タイニーブリッツやクラッチ、BーTightなど)をメインに活躍してくれます。ステルスペッパー70などのシンキングスイッシャー系にもバッチリです!
リールはベイトフィネス機とナイロンラインを組み合わせる事で投げやすくバレづらいセッティングとなります!
全長 | パワー | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’8″(203cm) | ライト | 1/8 – 1/2oz | 6-20lb | MS | 1PC |
LINKS-FM68CMLJ”Fast Moving Special
コチラのロッドはど真ん中の機種になっており、レギュラーサイズ(ワイルドハンチやチッパワなど)を中心に先述した、タイニークランクやフルサイズクランク(LC2.0やイヴォーク2.0など)を幅広く扱える1本持つならこの機種!となる1本です。巻く釣りでトリプルフックを採用しているルアーには相性の良いロッドです。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’8″(203cm) | ミディアムライト | 127g | 5-14g | 6-20lb | MF | 1PC |
ソフトベイトに推しのfenwick
続いてソフトベイト系の釣りにおすすめの機種になります。
ソフトベイトの釣りもショートバイトが多く、その対策としてソリッドティップ搭載機種を入れるのもアリなのですが、シングルフック搭載の巻きの釣り(スピナーベイトやバズベイトなど)も兼用で扱う想定なので、以下の機種を推奨しております。
ACES66CMLJ
ソフトベイトの釣りではノーシンカー(カバースキャット2.5など)からヘビダン(5g前後)などが扱いやすくお助けになる事が多い1本。
1/4oz以下の小型スピナーベイトやジャークベイト(エリー95SDやヴァルナ110など)も扱いやすく、ハードベイトからソフトベイトの釣りも幅広く対応できる機種になります。
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’6″(198cm) | ミディアムライト | 98g | 3.5-14g | 6-16lb | MS | 1PC |
LINKS67CMHJ”Heavy Duty Versatile”
2025年発売の新機種となるコチラの1本はサブネーム通り中~重量級ルアーを幅広く扱えて、リーダーレスダウンショットやラバージグ、葦際での首振りビッグベイト(スウィートキラーなど)、3/8oz以上のスピナーベイト、スイムジグやチャターベイトなどマッディシャローでも必須な1本です!
【fenwick Rod Story vol.2】2025新機種の中で唯一のベイトキャスティングモデル「フェンウィックLINKS 67CMHJ」の特長とは
全長 | パワー | 標準自重 | ルアーウェイト | ライン | アクション | 継数 |
6’7″(201cm) | ミディアムヘビー | 115g | MAX 70g | 10-30lb | MF | 1PC |
将監川や長門川、牛久沼や印旛沼などでも
今回はマッディーシャローフィールド新利根川で欠かせないfenwickベイトロッド4機種をご紹介させていただきました。少し癖や傾向は違いますが、将監川や長門川、牛久沼や印旛沼などでも使えるロッド達になってますので、マッディーシャローフィールドに行かれる方はぜひ参考にしてみてください!
次回はスピニングロッドを3機種~4機種ご紹介したいと思います。
最後に千田のタックルセッティングをご紹介しますので参考にしてみてください!
それでは、また次回お会いしましょう!
ロッド:ACES-FM68CLJ”Fast Moving Special”
リール:SLX BFS
ライン:バリバス バスナイロン 14lb
ロッド:LINKS-FM68CMLJ”Fast Moving Special
リール:スコーピオンXT 1001
ライン:バリバス バス ナイロン 16lb
ロッド:ACES66CMLJ
リール:メタニウムXG KDWクラッチチューン
ライン:アブソルートAAA 12Lb
ロッド:LINKS67CMHJ”Heavy Duty Versatile”
リール:メタニウムHG
ライン:アブソルートAAA 16lb
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