皆様、こんにちは。HIDEUP榎本です
ソルトクランクで狙う近場の足元ヒラメ。3月に入り、足元に海藻がちらほらと生え始めていますが、まだまだヒラメは狙えます。
ここでは、実際に私が狙っているストラクチャーやシチュエーションをご紹介できればと思います。

榎本 英俊(Enomoto Hidetoshi) プロフィール
身近な防波堤や波止場
実際に釣りをしている場所は、身近な防波堤や波止場です。足元からでも十分にヒラメを狙えるので、こんな所で?という固定概念は捨て、ぜひ身近なポイントをチェックしてみてください。
とはいえ、どこに投げても釣れるか…と言えばそうではなく、“狙いどころ”は存在します。
まずはポピュラーな消波ブロック。意識しているのは、消波ブロックの切れ目や並べ方に変化があるところです。こうした変化のある部分は、潮の流れが変わったり巻いていたりと、分かりやすいポイントになります。
次に、石積みや基礎石、敷石、リップラップです。こちらもよく目にするストラクチャーだと思います。砂地との境目や捨て石などを狙うと、ヒラメが潜んでいる可能性があります。
先ほどの敷石などと同じようなイメージになりますが、シモリが点在している場所も狙い場の一つです。こうした小さな変化がある場所には、ヒラメが居着いていることも多いです。
最後に、河口や川から流れがある場所、船の往来がある場所です。流れがあると、底が掘れていたりミオ筋になっていたりして地形に変化が生まれます。そこに着いているヒラメを“引っ張り上げる”イメージで狙います。
これまでヒラメを狙ってきて感じているのは、砂地だけでは今ひとつで、砂地にハードストラクチャーやハードボトムなどのハードマテリアルが混在している方が、格段にヒラメが釣れる確率が上がるということです。
さらに、潮位表やタイドグラフを参考にして、潮の変化を加味しながら狙っていくと効果的だと感じています。
使用するのはHUクランクシリーズ
僕が使っているクランクベイトはHUクランクシリーズです。水深に合わせてHU-200、HU-300、HU-350、HU-400をローテーションさせるのがキモなのですが…もう一つ、カラーセレクトもキーだと考えています。
ピンクバックシルバー
イワシ
いずれもシルバーカラーがベースでド定番のカラーです。見ての通りキラキラのアピール系カラーで、ヒラメを引き寄せて噛みつかせるためには、このアピール力が大事だと感じています。
グルクン
もっとアピールしたいときや朝夕マヅメに多用している、ソルト定番のグリーンゴールドカラー。
カクレクマノミレッド
カクレクマノミ
キラキラ系で反応がない場合などは、マットカラーで定番のレッドやオレンジを入れることもあります。
HUクランクはバスカラーやソルトカラーなどラインナップが豊富。ここで挙げた以外のカラーでも、各地で効果的なものがあるかもしれません。ぜひ、自分だけのカラーを探してみてください!
釣り方の基本
続いては、クランクのアクション方法について。4つのパターンを軸に、様子を見ながら展開しています。
・中層〜底付近を叩かないようにリーリング
・中層〜底付近を叩かないようにストップ&ゴー
・ストラクチャーや底に当たったら浮かせる
・夜に出番の多いライザークランキング
参考動画(YouTube)
まだまだ狙えるソルトクランクヒラメ。ヒラメの“噛みつき系バイト”は、一度味わうと病みつきになるほど魅力的です。3月に入って海藻が増えてきましたが、足元のヒラメはまだまだ狙えます。ぜひソルトクランクを使って挑戦してみてください。
ヒラメだけじゃない!
また、ヒラメが終わってもソルトクランクで狙える魚種は豊富。同じ消波ブロックや敷石まわりではロックフィッシュやチヌが釣れることもあります。
何がヒットするか分からないワクワク感がソルトクランクの楽しさ。ぜひ試してみてください!

ハイドアップ(HIDEUP )