スミスのロングセラーSWミノーの異端児、サラナMD110S
釣り歴が長いアングラーには馴染み深いスミスのロングセラーSWミノー「サラナ」。現在サラナシリーズは8種類がラインナップされている。その中で「シンキング+ミディアムダイバー」という役割を担っているのがサラナMD110Sだ。そのデビューは2011年となる。重心移動にはタングステンウェイトを採用しており飛距離も申し分ない。
そんなサラナMD110Sに今年は8色もの新色投入が行われた。近年の傾向でサラナMD110Sはオカッパリ、ボート問わずの青物ゲームと北海道の海サクラゲームでの実績が高く、その2魚種を意識したカラーが追加となっている。
サラナMD110S 2025年新色
それではサラナMD110Sの2025年NEWカラーをご紹介しよう!
★はグロー、☆はケイムラ(紫外線発光)
背中がブルー、お腹が蛍光ピンク、側面がシルバーホロの王道の組み合わせ、青物や海サクラ等では実績大でスミスの他のソルト用ミノーにラインナップされている。今回は新たにサラナMD110Sにも採用されるに至った。
アピール系カラーの一角としてラインナップに加わった。視認性の高い背面、側面はレンズホロの輝きでターゲットを誘う。比較的濁りのある港湾部での青物ゲームに特におススメ。
目新しさは感じないカラーだが、他製品(ハルカ)での高い実績を受けてのラインナップとなった。シンプルだが、プレーンレーザーの輝きを最も活かせるカラーと言える。
ピンクバック、シェルレーザーホロ、グローベリーと海サクラでの実績のある組み合わせ。全体に薄くパールを吹きかける事で反射を抑え、アピールと食わせの両立に成功している。
ベテランアングラーほど好む傾向が高いアカキン。ホログラムシートを組み合わせたアカキンカラーに仕上げている。
北海道向けに販売した他製品(ハルカ)で高い評価を受けたカラーがサラナMD110Sにも新規採用された。一見するとダークカラーに見えるが、テール(ピンク)と腹部(夜光)が部分的にハイアピールするカラーとなっている。そのコントラストが良く釣れる要因なのだという。
青物ゲームで特に実績の高いケイムラカラーをサラナMD110Sにラインナップ。ボディーベースは透過ホロを採用している。シラスなどベイトが小さいときに特におススメ。
青物ゲームで特に実績の高いケイムラカラーをサラナMD110Sにラインナップ。ボディーベースにはメッキ調の箔を採用している。背中とお腹はクリアーとなっているためロールアクションによる明滅効果で程よくシルエットがボケる仕様。青物ゲームで迷ったらこのカラーがおススメ。
サラナMD110Sで異なるレンジ攻略を
通常のミノーを使用してヒットが得られなければ魚がより深いレンジにいることを疑うべきだろう。そして次の一手としてはジグやメタルバイブが真っ先に思い浮かぶかもしれない。でもその前に試してみて欲しいのが異なるレンジを攻略できるミノーだ。ルアーの泳層を少し下げるだけでまるっきり結果が変わってくることもある。サラナMD110Sはボックスに忍ばせておいて損はないミノーだ。
全長:110mm
自重:16.5g
タイプ:シンキング
タングステン重心移動機構内蔵
標準小売価格:¥2,050+税
新色は2025年2月発売済
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