みなさんこんにちは!中鉢幸佑です。
今回は冬のディープフィッシングでなぜメタルバイブを多用するのかについて深掘りしていこうと思うのですが…。
その前に、少し宣伝させてください!
3/8〜9にポートメッセ名古屋にて、「キープキャスト」が開催されます!
ティムコもブースを出展させていただきますので、新製品やフェンウィックの新作番手、気になる番手を実際に触れる機会になっております。
私は2日間ともティムコブースに在中しておりますので、ティムコ製品についてはもちろんの事、大江五三のバスフィッシングについても、みなさまと熱く語れることを楽しみにしております!
ぜひ遊びにきてくださいね!
冬のお助けルアー「メタルバイブ」
さてさて本題に入りまして、冬のお助けルアー「メタルバイブ」について紹介していきたいと思います。
メタルバイブを一言で言うとリアクションの釣りになりますが、これほど広くリアクションを仕掛けられるルアーは他に存在しません。
シャローもディープもですが、冬はとにかく時合いが短いので、その一瞬を捉える必要があります。テンポの遅い釣りをしていると、知らぬ間に時合いを逃していることも多いです。
メタルバイブのリフト&フォールは非常に速いテンポで広範囲にリアクションを仕掛けられるので、冬に有効とされる釣り方やルアーと比べて、時合を逃しにくい点が最大のメリットになります。
そのため、使いこなせるようになると、厳しいタイミングで魚に触れられる事がグッと増えます。
また、「メタルバイブ=冬」というイメージを持たれている方が多いように感じますが、実は全くそんなことはありません。
冬に有効であることは間違いありませんが、私は夏から冬の間は非常に良く使います。
特に秋によく発生するターンオーバー現象で、何を投げても口を使わないような厳しいタイミングには、凄まじい釣果実績があります。
とにかく冬に限らず厳しいタイミングにこそ力を発揮するルアーだと強く感じています。
私もメタルバイブを多用するようになったのは5、6年くらい前からです。
10年近く前は、7g以上の重たいメタルバイブしか存在せず、大江五三の様なシャローフィールドでは正直出番が少なかったです。
しかし、軽メタルと言われる7g未満のメタルバイブが各社より発売されてからは、大江五三でも使用しやすくなりました。
また、細いPEラインの普及もメタルバイブをオカッパリかつシャローフィールドで使いやすくなった大きな要因になります。
写真はフロロラインとPEラインでメタルバイブを使用した際の水中ライン図のイメージ。
フロロラインでメタルバイブを遠投してもラインの比重が重いので沈んでしまい、綺麗にリフトアクションを入れることが難しいです。またフロロラインは伸びもあるので、フッキングの観点からもデメリットがあります。
しかしPEラインであれば…
・よく飛ぶ
・浮力が高いため、オカッパリでもしっかりリフトアクションを入れられる
・フッキング時の伸びも無し
とメタルバイブを行うにはメリットしかありません。
しかし、ここまで熱く語ってきたメタルバイブですが、大江五三でお話を聞いていると
・すぐ根掛かってしまう
・アタリがよくわからない
・専用タックルが必要そう
以上の理由から、メタルバイブに苦手意識を持っている方が非常に多いです。
なんて勿体無い!とても損してます!
次週は上記お悩みへの回答と、各社より様々メタルバイブが発売されておりますが、どんな基準で選べば良いのかについて深掘りしたいと思います。
それではまた来週〜。