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【メバルプラッギング】ティクト「ビッグヒップ」のリバースカラーってなんだ?

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スタイル重視で楽しむメバルプラッギング。

そのムーブメントの大きなウネリの一翼を担うプラグビッグヒップ

4年という歳月を掛け、素材、内部構造、アクション、カラー…、その細部に至るまで“本当によく作り込まれたプラグ”であることは、過去に記事として配信した通り。

…いや。発売以降、全国から聞こえるその釣果や実績から容易に感じ取られるか。

そんなビッグヒップに、「リバースカラー」という動きがある。

ビッグヒップのリバースカラー

先述の通り、ビッグヒップは明確な意図をもって“カラー”にもこだわっているプラグ。

そもそもビッグヒップはご存知の通り、水中で止めておけるHB(ホバリング)と、お尻方向に浮き上がっていくKBF(キックバックフローティング)が存在する。そして、それぞれの使用用途を考えた上で、それぞれのタイプにしか存在しなかったカラーがある。

それぞれのタイプだけのカラー

例えばHB(ホバリング)であれば。

「ラフウィードグリーン」

「ドリーム★チーム」

「アミヘッド」

この3色がそれに当たる。遊泳力の弱いコイカやベイト、漂うアミなどを意識したホバリングタイプだけに、その用途を踏まえてクリアベースのナチュラル系カラーが印象的。

一方のKBF(キックバックフローティング)モデルにも3色。

スターダストブラック

TMマットチャート

アルビレオ

巻けば沈み、止めるとお尻方向から斜め後方に浮き上がるKBFは、HBに比べ少しウォブリング要素をプラス。また浮かせて使うことも視野に入っており、KBFにしかない3色はシルエットを際立たせるものやアピール系という印象。

カラーも十分こだわり、満を持していざ発売。そして全国展開…となる訳だが、発売以降こんな声がプロジェクトチームに届くようになる。

発売してみて一番多かった意見

「このKBF(キックバックフローティング)のカラー、HB(ホバリング)で使いたいんだけど」「アミレッドの青目欲しい」などなど。

奇しくもそれはビッグヒップディレクター飛田さんも、実際に製品版を使い込んでみて思う所ではあったそうで納得の意見。

飛田 俊一郎(Hida Shunichiro) プロフィール

北陸、富山を中心に、海川問わず広く釣りを楽しむマルチアングラー。海はメバル、アジなどのライトゲームを中心にエギングやロックフィッシュ、スモールボートゲーム、川はサクラマスから源流のイワナまで四季折々の釣りを満喫中。近年は、積極的にさまざまな製品開発にも取り組み、プライベートでは仲間たちと3Ⅾプリンターでメバルルアーを作るまでに。また活動範囲も徐々に全国に拡大中。 1975年生まれ 富山県在住 /TICTアンバサダー

そして、“まずはユーザーのリクエストに応えないと”という形で「リバースカラー」(KBFオンリーカラーをHBに、HBオンリーカラーをKBFに)の作成に至ったというのが、今回の動き。

実際のラインナップ

HB(ホバリング)

KBF(キックバックフローティング)

うん。“みんなで作る”というコンセプトの「ビッグヒップ」らしいエピソード。

実際、メバルは目の良い魚。それでいて光の乏しいナイトゲームでは微妙なカラーによって見え方が大きく異なってくる=食いが違ってくるというのは、周知の事実。

もちろんカラーを軸に考えても良いし、カラーはそのままもう少しレンジを下げたいとかアピールさせたいという考え方もある訳で。

具体的な使い方やインプレッションはこちらも参考に

2025年、新たな「ビッグヒッププロジェクト」始まる

シーズン的には、いよいよアフター回復傾向。メバルプラッギングが楽しくなってくるタイミング、参考にしてみてはいかがでしょうか。

TICT ティクト

高知県高知市を拠点とするブランド。アジング・メバリング、グルーパーゲームなど、ライトSWゲームフィッシング関連のロッド、ルアー、ジグヘッド、周辺アイテムを続々と輩出中。

 

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