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チニングでのバチ抜け裏パターン「ボトムチニング」がアツい!

寄稿:若杉貴裕
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こんにちはメガバススタッフの若杉です。
今回はバチパターンで狙うアフターシーズンのボトムチニングの釣り方について解説いたします。

若杉 貴裕(TAKAHIRO WAKASUGI) プロフィール

羽田「Orange-fishing-boat」のキャプテン。オカッパリからチニングを始め、ボートにチニングを持ち込んだ東京湾ボートチニングの先駆者的な存在。 クロダイ、キビレをメインにシーバスも狙っている。好きな釣りはボトム攻めと表層。

チニングでのバチ抜け裏パターン「ボトムチニング」がアツい!
INDEX

東京湾のバチ抜けチニング事情

東京湾ではバチ抜けが始まり、2月中旬大潮前後などはシーバスアングラーで混み合うタイミングだったりします。

ただ実は同じ時期にバチを捕食するため河川に入ってくるアフタースポーンのキビレがいたり、さらに乗っこみのクロダイも入り、ボトムチニングのバチパターンがはじまる、チニングがアツいシーズンでもあるんです。

 

ボトムチニングの狙い目となるタイミングについて!

バチが抜けてない時が狙い時!
ナイトだけでなくデイでも狙えるのがボトムチニング

ボトムチニングの狙い目となるタイミングについてですが、バチが抜けてしまうと魚が水面近くまで浮いてしまい、ボトムで釣るのが難しくなるため、バチが抜けてない時が狙い時のタイミングとなります。

またキビレ、クロダイは一日中バチを意識している個体が多いので、実はデイでもバチパターンで狙うことができるのがボトムチニングの強みだったりします。

ボトムチニングのポイントについて!

泥底もバチパターンでは外せないポイント

ボトムチニングといえばカキ(牡蠣)瀬や、ゴロタ等のハードボトムのイメージがありますが、この時期は泥をほじってバチを捕食しているので今まで敬遠していた泥底もバチパターンでは外せないポイントになってくるのも一つの特長です。

 

ボトムチニングでオススメのワームは?

バチパターンのボトムチニングでオススメ!
ボトルシュリンプSWの3インチ

冬のボトムチニングはハイボリュームでアピール弱めのワームが効く場面が多く、その場面で狙って釣るのがバチパターンです。
そんなバチパターン・ボトムチニングでオススメワームなのが「ボトルシュリンプSWの3インチ」。

ハイボリュームでスリムなボディがバチパターンにマッチザベイトで、ズル引きでも口の中に入りやすい形状も良いトコロ。
また、バイトが浅い時は2本のアームがフォールやシェイクで深いバイトを誘発してくれます。
もちろん、ボトルシュリンプSWは1年中釣れるワームですがバチパターンでも効果的なんです!

 

バチパターンでのボトルシュリンプの使い方

リグはフリーリグがオススメ
デイなら10g前後のシンカーで広範囲を狙う

バチパターンでのボトルシュリンプの使い方ですが、まずリグはフリーリグがオススメです!
デイなら10g前後のシンカーで広く探っていきます。
バチパターンでは吸い込むような浅いバイトが多いのでバイトがあったら1度ステイしてから、弱めのシェイクやリフトなど、なるべくワームを移動させないアクションで口の中に入るまで丁寧に誘うのが基本アクションになります。
ちないにデイでのオススメのカラーはスモークシュリンプ、ライトウォーターメロン等のナチュラル系。

ナイトは3.5~5gくらいの軽いシンカーでボトムをドリフトして狙う

一方、ナイトの場合は3.5~5gくらいのボトムが分かるなるべく軽いシンカーでボトムをドリフトして狙います。
ショートバイトがあってもワームが止まるか引っ張れるまでそのままドリフトで流し続けるのが基本アクションです。

なお、ナイトのオススメカラーはソリッドレッド、グリーンパンプキンなぢ、シルエットがハッキリ分かるソリッド系を試してみてください。

 

バチパターン・チニング使用タックル

バチパターンの私が使用しているタックルは以下の2タックル

ロッド:オロチX10  F3610-XT ラピッドバイパー
リール:ZENON LTX
ライン:PE0.8、リーダー:フロロ3号
シンカー:3.5~5g

ロッド:オロチX10  F4-68XT ジャバウォック
リール:ZENON LTX
ライン:PE0.8、リーダー:フロロ3号
シンカー:10~14g

オロチX10はチニング用ロッドではありませんが、X10ブランクスは高感度で粘り強くしっかり曲がるのでチニングに使い易く、最近の釣行はボート、おかっぱり、ウェーディング全てこの2本を使用しています。

 

バチパターンのボトムチニングでのワンポイントアドバイス

ショートバイトやバラシでお悩みの方はフックサイズを小さくしてみてください

バチパターンのボトムチニングでのワンポイントアドバイスとしては、バイトが浅く掛かってもバラシが多いと感じている方はフックサイズを小さくしてみて下さい。

冬はバイトポイントが前寄りになるため、フックが小さい方がフックポイントが前になり、小さい分口にも入りやすいからです。また、軸も細くなるので針掛かりが良くなります。
ショートバイトやバラシでお悩みの方は是非一度お試しください。

以上、バチパターンのボトムチニングについて紹介させて頂きましたが、これからチニングを始めたい方や冬のチニングはあまりやっていなかった方にも、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
またシーバスアングラーの方もバチ抜け前のタイミングでバチパターンのボトムチニングをチャレンジしてもらえるとウレシイです。

 

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