皆さんこんにちは!
埼玉でハンドメイドルアーを製作している「Bullet(ブレット)」と申します。
今回は現在開発中のルアー、「Mabrik」について紹介したいと思います。
ある一つの考えから開発がスタートした「Mabrik」
昔、ルアーを開発するにあたり、ある一つのことを考えました。
“浮力のあるルアーにシンカーを付けて、ボトムに沈め、ラインのテンションをかけたり抜いたり、もしくは流れがあるなら流れに任せ、その場でゆらゆらアクションさせられないか…?”と。
浮力を備え、さらにはリップなどがなく巻きでも使える…。それでいてシンカー(ウエイト)が、現地で調整できる。そういった条件を考えていくうちに浮かんできたのが、“フローティングバイブレーション”でした。
マイナーなジャンルではある「フローティングバイブレーション」ですが、実はかなりのポテンシャルを秘めているのではないかと考えています。
特に根掛かりの多いフィールドでは絶対的に使い勝手が良く、他のクランクベイトや従来のバイブレーションとは異なるアプローチができるのが魅力といえるでしょう。
そうした考えから、理想のフローティングバイブレーションを目指し、2023年から開発がスタートした「Marbrik」。
ウェイトシールでサスペンドチューンにすることで、“喰わせの間”を作れるよう開発を進めているのですが、なかなか思うようなセッティングができず、素材やバランスなど思考錯誤中です。発泡ウレタン樹脂での比重のバラ付きが個体差で出たり、浸水やウェイトバランスなどいろいろな問題に向き合いながら、妥協せず思い描いた理想像に向けて開発を進めています。
まだ2025年2月現在でも未完成ですが、プロトのいくつかのモデルは浮力を保てたりと、テスト釣行でも釣果が出るなど少しずつですが製品化に向けて進んでいます。
完成はまだ先ですがぜひ楽しみに、そして「Marbrik」という存在を覚えておいてもらえたらと思います。
また、3月開催のキープキャストも出展予定ですので、ぜひ来場された際はブレットブースにお越しください。
Length:70mm
Weight:約15g
Type :Froting
※テストサンプルデータ