モンスターイカを狙いに和歌山の串本へ!2月のエギングのカギは…水温のチェック!
皆さん、こんにちは〜!デュエルの池内修次です。
今週も、アオリイカ情報はもちろんのこと、デュエル&ヨーヅリの最新情報をお伝えしたいと思いますので、よろしくお願いします!
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池内 修次 (Shuji Ikeuchi) プロフィール
さて、今週のイカ曜日は…!!!
モンスターイカを狙いに和歌山の串本へ
実は先日、この時期のモンスターイカを狙いに和歌山の串本へ行ってきました!今回はその時の大事なポイントや安全面のお話をしたいと思います。
この時期は一年の中で一番釣れない時期でもある2月の上旬。
行く場所ごとで水温が全く異なり、まずはポイント探しからスタート。
半日を水温チェックで使ってしまいました。ですが、この細かい水温のチェックこそがのちの釣果につながることとなるとは…。
ネタバレになってしまいますが、この記事を読んだ皆さんだけ先にお伝えしておきます!
“水温チェックは絶対に怠らないでくださいね”
最初についたポイントでは水温が16度あり、岬の反対側では17度、その対岸でも17度をキープ。
大きく移動した半島の反対側では14.5度と厳しすぎる水温!
そこからさらに大きく移動して、潮通しの良い外海に行くと今度は18度。ワンドの奥でも18度をキープしていたことから、そこのポイントでモンスター狙いをすることに決定!
そして、この時期は朝マズメや昼間のデイの時間帯に釣れることは少なく、表面水温が温かくなった後の夕マズメ付近の光量変化を集中的に狙うのがポイント。
その光量変化とタイドグラフでの潮位の変化で、少しでも水位が低いタイミングが良いとされます。
潮位が低いと、ベイトフィッシュを浅いエリアに追い込みやすくなるためです。
それとこの時期の一番大事な事なのですが、満月の大潮前後!
産卵を意識したモンスタークラスのイカが、一歩手前の深場から捕食のために少し浅いエリアに入ってきます。
水温が安定していて、潮通しが良いエリアから少し入ったワンドエリアがこの時期は最も可能性が高くなります。
皆さんもこの時期でモンスターイカを狙うのであれば今お伝えしたようなポイントを選択してもらえればよいかと思います。
一人でのナイト釣行は要注意!
撮影の内容はまだ詳しく言えないのですが、ここで注意点を一つ。
ナイトの釣りとなるので絶対に一人では行かないでください!今回はDUELテスターの仙波さんと釣行したのですが、一人での釣行は非常に危険を伴います。
“一人で美味しい思いをするんだ〜!”なんてことは、決して思わないでくださいね!!
夜の釣りは、昼間と違い危険や事故のリスクが格段にアップします。
急なウネリで海にさらわれてしまっては、どうしようもありません!一人では助けを求めることもできません。
海に落ちる以外でも、行き帰りの山歩きの途中で足を踏み外したり、怪我をして歩けなくなったなどで様々な危険が夜にはついてきます。
少なくとも二人以上で釣行して下さいね。
これは池内からのお願いです!!よろしくお願いします。
あと、ナイトゲームではランディング時はネットではなくギャフでの捕獲がオススメです。
どうしてもネットではリスクも高くなりがちなので、夜の釣行ではギャフで一気に掛けて引き上げて磯場から直ぐに離れるようにして下さい。
釣れた後も、絶対に安全な場所に移動してから写真撮影や検量などをするようにして下さいね。
釣れると私も興奮状態になってしまうのですが、まずは一呼吸おいて安全を確保するようにしましょう。
モンスター狙いの時期に徐々に入ってきて、モンスターの行動パターンもコロコロと変わってきます。
2月には2月のパターン3月には3月のパターンがあり、釣れる場所も徐々に変わってきます。
皆さんがよく言う藻場のモンスターは、産卵に入ったパターンのアオリイカで今の時期のパターンは水温安定での捕食でのパターンでの釣りになってきますので、その時期とは違うエリアで釣れますので色々試して下さいね。
最後になりましたが、近々DUELより「スマイルエギング」がアップされますので今回の記事とリンクさせて見てもらえるとモンスターに一歩近づけると思います!
この時期としてはヤバイモンスター釣ってますからね〜!
お楽しみに!
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