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今江克隆のルアーニュースクラブR「初公開リグも!早々春の必勝ワーム&リグ三選+マル秘リグを紹介」 第1229回

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今回初公開のリグ!

そして最後に奥の手でもある第三選リグ+㊙リグが、今回初公開の「ダンベルクラブ」の「振り子リグ」と「エビホバリグ」、「ハドルスイマー2インチ」等の「顎(あご)リグウェイテッド」だ。

冬はエビ系が少ないことから魚型ワームが主流なのだが、近年「サイコロラバー」等の登場で、この手のワームが真冬でこそむしろ有効なことが証明されている。

スモラバの進化系と思えば、納得がいく話だ。

冬はエビが冬眠するので少ない?イメージを一新したサイコロラバー系ワーム。「ダンベルクラブ」もこの冬好調だ

その中でもまだ公開したくなかった最新リグが「エビホバリグ」である。

注目の最新リグは「ダンベルクラブ」の「エビホバリグ」。泳がせてみれば、その魅力が一目で分かる

コイツは、たまたまリューギの「ベスパ0.6g#3」を縦刺しして泳がして驚いたリグなのだが、フォール姿勢、シェイクした時のバランス、何よりジグヘッドとの前後重量バランスがよく、ホバリング時になかなか手前に寄ってこず、水への喰い付きが抜群だ。

キャスタビリティも抜群で、「ダンベルクラブ」の4本の突起がフックのフックポイントガードになるため根掛かりも少なく、ライブサイトでのフッキングも素晴らしくよい。

この春、注目のリグの一つである。

4本の太い脚がポイントガードになるので根掛かりも少ない。何よりホバスト時の水の掴みと移動の遅さが圧倒的。ヘコヘコアクションも魅力だ

振り子リグ

もう一つは、今年初めて春を経験する「ダンベルクラブ」の「振り子リグ」。

これはバレルロールを得意とする「ダンベルクラブ」には早春に強い「振り子リグ」のセッティングがマッチすることは明白で、やや重めの「インチワッキー」でボトストすれば、小さなカニがうごめいている姿ソックリになる。

通称「振り子ガニ」、「ダンベルクラブ」&「インチワッキー」の新振り子リグ。この春大注目だ

基本的にはシャローボトストが最強だが、水面直下だと小さなカエルにも見えるリグだ。

すでに四国最強のカメハルは「ダンベルクラブ」の振り子リグをいち早く実践していた。スイミングにもボトストにもベストマッチする

顎(あご)ウェイテッドリグ

そして今週最後の初公開㊙リグが、奇才・青木哲氏が発案した「顎(あご)ウェイテッドリグ(仮称)」だ。

実はコレ、昨年の桧原湖戦でエバーグリーンの「ラストエース45(2インチ)」にネイルシンカー1.8gを頭に挿入してホバストフックを刺すのに四苦八苦していたのを、青木哲が簡単イージーに重めのシンカーでも装着できるように工夫した、優れものリグだ。

奇才・青木哲の傑作になりそうな予感がする「顎ウェイテッドリグ」。マイクロベイトには最強の味方になりそう

まだ試作サンプルだが、これは極めて優れモノで、今まで無理やり頭部偏重型でセッティングしていた2インチ以下のマイクロベイトを理想的なフォール姿勢、スイム姿勢に制御できる。

製品版が仕上がってくれば、マイクロホバスト、マイクロスイミング、さらにはマイクロダートベイトとして新たな最強リグ「顎ウェイテッドリグ」が誕生するのは、間違いないだろう。

「ジャバロンスーパーリアル」各サイズの爆速巻きもこの「顎ウェイテッドリグ」が完成すれば、さらに魅力的な爆速リグになる。

今江的2025年要注目リグとして、最後に紹介しておこう。

リギングにメチャクチャ苦労するマイクロワーム(「ハドルスイマー2インチ」×「G-nius1.8gスクリューネイル」)だが、使いこなせれば早々春にも強い味方になる

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