各地でバチ抜けの報告も多数聞かれる季節となりました。
今回はそんなバチ抜けに大活躍のルアー、エクリプスの「バロール90」をご紹介!
「バロール」シリーズといえば、東京湾シーバスのスペシャリスト前田泰久さんが監修した表層攻略特化型のシンキングペンシル!
先日65mmサイズが登場したことでも話題を呼びました。
バロール90【エクリプス】
レングス | ウエイト | フック | リング | 本体希望価格(税込) |
---|---|---|---|---|
90mm | 13g | がまかつSP-MH#6 | #3 | ¥1,980 |
エクリプス公式「バロール90」詳細ページはコチラ
開発コンセプトは“表層をスローに引けるシンキングペンシル”
監修した前田さんによると、従来のシンキングペンシルでは攻めきれないシャローや表層をスローに攻略したい…という思いから開発をしたシンキングペンシル。
シーバスにとっての捕食レンジをいかに効率よく、ストレスなく攻略ができるかを追求した、まさにシーバスアングラーの希望を叶えた性能となります。
実はシーバスにとっての捕食レンジは水面直下。
主にシーバスがベイトを追い込む際の水面は、これ以上逃げることができない“壁”のようなモノで、効率よく捕食ができる絶好の場所となります。
より効率よくベイトを捕食する際は、水深の浅いエリアに追い込むため、シャローに入ってくるシーバスはより積極的に捕食しようとするやる気のある個体が多いのも特長。
そのためシーバスゲームにおいて“表層”は重要なキーワードとなります。
もちろん、シーバスの活性が高ければ、早い動きに対しても口を使わせることができるのですが、プレッシャーがかかったフィールドや活性が下がった状況では表層からやや下のレンジであったり、よりアクションがスローの方が有効となります。
シンキングペンシルにおいては表層を引けることとスローに引くことは、相反する要素ではありますが、「バロール90」ではその二つを兼ね備えています。
“表層攻略”と“スローに引く”この二つを要素を実現するために採用されたのが、テールが反り返った波乗り形状と呼ばれるデザイン!
巻いた際のレンジに入りすぎるのを抑制し、さらにウエイトバランスをリア寄りに調整することで浮き上がり能力を強化。
少ない力でも浮き上がるので、スローリトリーブでも表層を長く引くことができます。
もちろんロッドを立てたり、リトリーブスピードを少し速めることで引き波を立てて超表層もトレースすることも可能。
巻き速度でアクションが変化し、スローからミディアムではスローピッチでテールがパタパタと動くテールスライドが主体の動きで、さらにスピードを落とすとロールメインのアクションに変化。少しでも潜らせたら牡蠣瀬などストラクチャーに根掛かりしてしまうような状況でも、バロールなら攻略も容易に誘うことができ、ウエイトもリア寄りなので、遠投して広範囲を攻めることもできます。
実はこの動き、バチパターンはもちろん、イナッコやハク、トウゴロ、サヨリパターンにも効果的!
シーズン問わず通年で活躍する動きとなります。
ちなみに「バロール130」とは動きが対照的で、バロール130は低~中速でロール、高速でテールスライドが出てくる動きに設定されています。
先日登場した65mmサイズは「バロール90」の動きをベースにアクションが設定されているとのこと。
誰でも扱いやすい操作性!
そしてもう一つが、シャローランナーのようなヘッド形状。
水を掴みやすいので、操作感が伝わりやすく、シンキングペンシルが苦手なアングラーでも使いやすい設計に。
流れの強弱も分かりやすいので、干潟や流れに弱い河川などでも使いやすいのが特徴です。
以上のように、アクションやレンジだけでなく、操作感や遠投性にも優れた「バロール90」。シーバスのシンキングペンシルにおける釣れる要素を詰め込んだ性能となります。
ぜひ店頭で見かけた際は、手に取ってみてはいかがでしょうか?