皆さんこんにちは!
埼玉でハンドメイドルアーを製作している「Bullet(ブレット)」と申します。
前回は底に立つバイブレーション、「MINORUMA」について紹介しました。今回は、その兄弟分のルアー「MINORUMA Dai」について解説していきます。
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「MINORUMA」を開発して感じた、一つの疑問…
前回、「MINORUMA」の開発秘話や性能について紹介しました。
ボトムに立つ「ボトムバウンド」を見て、MINORUMAもボトムに立たせたらもっと面白いのでは…という思いから開発されました。
そうして誕生した「MINORUMA」は、非常に完成度も高く納得の出来でした。丸呑みされる45mmサイズもあってか、違和感なくリアクションバイトさせることができ、釣れるバスのサイズは大小問わず様々。
そこで、あらためて感じたのは、単純に「ルアーのサイズを大きくしたらより釣れるのか?」という疑問が沸き起こりました。
そこで開発が始まったのがサイズアップモデルの「MINORUMA Dai」。
全長65mmで、重さは約15gとオリジナルの「MINORUMA」より、ふた回りほど大きく設計しています。
毎年トップへの反応が鈍くなってくる10月中旬からオリジナルの「MINORUMA」が釣れ始めるのだけど、サイズは圧倒的に小さい。
数は釣れるのに大きいサイズが釣れない…。その理由は猛暑から気温が落ちて、小型のバス達が活発に動き回るのだと思ってました。
「ルアーを大きくしたらどうなるのか?大きいのが釣れるのでは?」
そう考えて2年前から作りかけていた木型から樹脂へ仕上げてテストしたところ、一投目から47cmが反応。
さらに別日には49cmと上々の釣果を見せ、さらに北風が吹く朝、またまた一投で40upが釣れました。
11月上旬で使用してみましたが、自分の想像以上の釣果を得られました。
釣果を通して、“疑問”は確信になり、琵琶湖でのシャロー速巻きに対応させるべくボディーを作り込みバランスを再度見直し。
そこで完成したのが、よく飛び、リフト&フォールのレスポンスも向上させ巻いても破綻しない「MINORUMA Dai」でした。
単純に大きい物には大きい魚の反応が良い。
キャストするポイントも重要ですが、ラグのない立ち上がりと強波動を生み出すボディー形状や遠投に適した振り抜き感の良いウェイト、触れただけで貫通するフック性能。全てのバランスが整ったとき会心の一撃(一匹)を呼ぶ込むことができるのです!
もちろんオリジナルの「MINORUMA」から“ボトムで立つ”性能はしっかりと継承。
より大物を狙うための「MINORUMA Dai」が誕生したのです!
また、「キープキャスト2025」にも出展予定ですので、来場された際はブレットのブースにお越しください!
「MINORUMA Dai」のスペック
Length:65mm
Weight:約18g
Type :シンキング
Hook :RYUGI製 PIERCE TREBLE#5
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