ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

飛ばせてテクれるオフショアキャスティングロッド!「スパイク」追加機種SK842S-MLM

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク
新製品総力特集2025

Spike、今夏2機種追加

2025年初夏、TENRYUの人気オフショアキャスティングロッド「Spike(スパイク)」に、2つの機種が追加となる。

追加となるのは、近海ライト・遠投モデルといえる SK842S-MLMと近海オールラウンド・ストロングモデルといえるSK822S-Xだ。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

射程範囲を広げるSK842S-MLM

今回は2機種の内、SK842S-MLMをピックアップ。

SK842S-MLM

 

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
2025 SK842S-MLM S 2.54[8’4″] 2* RF 188 MAX80 MAX4 7/45° 495 2.3 302 93/7 ¥51,500

飛ばせてテクれる絶妙設定

SK842S-MLM、実はレングスを見るとシリーズ最長。狙ったのは飛距離だ。

近海ライト・遠投モデル
オーバーヘッドキャストによる遠投を得意とし、30~60gのジグやプラグ類が扱い易く、80gまでフルキャストが可能。小型のベイトを偏食しているターゲットの攻略にも最適で、カツオをはじめシイラやサワラ、ブリ等とテクニカルに楽しむモデルです。

出典:テンリュウ公式

カツオをはじめシイラやサワラ、ブリ等とテクニカルに楽しむモデルです。

公式にもある通りなのだが、特に推したいのがカツオ。例えば駿河湾などでは丸々とした大型の本ガツオで近年賑わっている(美味いんだなぁ~)。

ただ、乗合船の場合にターゲットまでの距離が遠い場合、飛距離が差を生む重要なファクターになることも少なくない。そもそも距離が遠い場合のみならず飛ばせることはアドバンテージにもなる。

また、カツオをキャスティングで狙う場合、小型ベイトに偏食したりと急に気難しくなることも少なくない。

そこにMLMという絶妙な加減。ティップセクションにかけてはML、バットに関してはMという意味なのだが、つまりは投げた先で小型プラグであっても操作性が高い。もちろんそうした軽めのルアーをウエイトを乗せて飛ばせることが可能。

そうでありながらバットにかけてはMパワーを持つので、余裕がある。もちろんこれはカツオに限った話ではない。

△実はバットガイドは大口径で糸抜けもよいのはもちろん、ある程度太糸での使用も考慮されている

バット部にはC・N・T素材を採用し、ネバリ強度を向上させています。リールシート部には、西陣織仕様のカーボンパイプを採用。

TENRYUらしさも随所に散りばめた、飛ばせてテクれるスパイク842S-MLM。発売は初夏と少し先になるが、丁度キャスティングが熱くなる季節。ぜひぜひチェックを!

テンリュウ公式「スパイク」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」