Spike、今夏2機種追加
2025年初夏、TENRYUの人気オフショアキャスティングロッド「Spike(スパイク)」に、2つの機種が追加となる。
追加となるのは、近海ライト・遠投モデルといえる SK842S-MLMと近海オールラウンド・ストロングモデルといえるSK822S-Xだ。
射程範囲を広げるSK842S-MLM
今回は2機種の内、SK842S-MLMをピックアップ。
品名 | タイプ | 全長 ( m [ft]) |
継数 (本) |
調子 | 仕舞寸法 (cm) |
ルアーウェイト (g) |
ライン (PE/号) |
最大ドラグ (kg) |
リアグリップ (mm) |
先径 (mm) |
自重 (g) |
使用繊維 カーボン/グラス (%) |
本体価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2025 SK842S-MLM | S | 2.54[8’4″] | 2* | RF | 188 | MAX80 | MAX4 | 7/45° | 495 | 2.3 | 302 | 93/7 | ¥51,500 |
飛ばせてテクれる絶妙設定
SK842S-MLM、実はレングスを見るとシリーズ最長。狙ったのは飛距離だ。
近海ライト・遠投モデル
オーバーヘッドキャストによる遠投を得意とし、30~60gのジグやプラグ類が扱い易く、80gまでフルキャストが可能。小型のベイトを偏食しているターゲットの攻略にも最適で、カツオをはじめシイラやサワラ、ブリ等とテクニカルに楽しむモデルです。出典:テンリュウ公式
カツオをはじめシイラやサワラ、ブリ等とテクニカルに楽しむモデルです。
公式にもある通りなのだが、特に推したいのがカツオ。例えば駿河湾などでは丸々とした大型の本ガツオで近年賑わっている(美味いんだなぁ~)。
ただ、乗合船の場合にターゲットまでの距離が遠い場合、飛距離が差を生む重要なファクターになることも少なくない。そもそも距離が遠い場合のみならず飛ばせることはアドバンテージにもなる。
また、カツオをキャスティングで狙う場合、小型ベイトに偏食したりと急に気難しくなることも少なくない。
そこにMLMという絶妙な加減。ティップセクションにかけてはML、バットに関してはMという意味なのだが、つまりは投げた先で小型プラグであっても操作性が高い。もちろんそうした軽めのルアーをウエイトを乗せて飛ばせることが可能。
そうでありながらバットにかけてはMパワーを持つので、余裕がある。もちろんこれはカツオに限った話ではない。
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△実はバットガイドは大口径で糸抜けもよいのはもちろん、ある程度太糸での使用も考慮されている
バット部にはC・N・T素材を採用し、ネバリ強度を向上させています。リールシート部には、西陣織仕様のカーボンパイプを採用。
TENRYUらしさも随所に散りばめた、飛ばせてテクれるスパイク842S-MLM。発売は初夏と少し先になるが、丁度キャスティングが熱くなる季節。ぜひぜひチェックを!
テンリュウ公式「スパイク」詳細ページはこちら
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