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【破壊強度基準150%UP】アピア渾身のヒトフリ。オフショアキャスティングロッド「グランデージワールドオーシャン」

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新製品総力特集2025

GRANDAGE WORLD OCEAN/グランデージワールドオーシャンシリーズ。

2024年の発表で「再びオフショアシーンへ参入してくるぞ」と、その話題をほしいままにしたAPIAのオフショアキャスティングロッドシリーズ。

どんな特長があるのか、どんな番手が揃っているのか。今回、改めて見てみようと。

GRANDAGE WORLD OCEAN

TORAYCA®第三世代カーボンを全長に纏い、革新の進化を遂げたオフショアキャスティングロッドグランデージワールドオーシャン

アピア公式「グランデージワールドオーシャン」詳細ページはこちら

そもそも、アピアがオフショアロッドを作っていたのが1995年の創業から約5年ほど。つまり25年程のインターバルを経て今回復活するというニュースに気持ち昂るアングラーは少なくないはず。

今回開発に向けて舵を切ったキッカケは、宇津木社長が人生の節目を迎え「昔やっていた好きな釣りの道具を改めて作りたい」という想いからオフショアに着目。ジギングロッドなど模索していく中で、特に“技術的に難しい”とされるキャスティングロッドに興味を持ったそうな。

ブランク

何と言っても、最大の特長はそのブランク。

シーバスをはじめ、ライトゲームやロックショア用のロッドで培ったロッド作りのノウハウを惜しむことなく注ぎ込んだブランクは、TORAYCA®第三世代「T1100G」をメインマテリアルとした弾力性に富む新世代ブランク。

ブランクが曲がり込むことで、体への負担が軽減されることはもちろん、特に飛距離と操作性は誰もが実感できるほどの突き抜けた性能を実現。反発力の強さで押し出せるため、6割程度の力のキャストでさえ9割近い飛距離が確保、誰が投げてもその飛距離の違いを実感できるという。

また、ブランクはソフトティップにハードバットをアクションの軸とし、ワールドオーシャンシリーズ専用に開発した新技術「BULK405」でカーボンの密着性を高め、破壊強度を極限まで引き上げることに成功。その破壊強度基準は150%UPとも。

また、外装にはAPIAオリジナルフィニッシュである「シールドテック」を採用。外傷からブランクを守るために、薄く、擦れに強い特殊なテープを全長に巻き上げている。

ジョイント部は2ピースロッドの弱点である突っ張りを解消する「NANOALLOY®Technology」を採用したアピアオリジナル開発の新ジョイントシステム「NANO JOINT」を装備。「強度」、「軽量化」、「高バランス」に加え、「ベンディングカーブ」に至るまで従来のジョイントを超えるパフォーマンスを実現。また釣行時にジョイントが緩みにくいよう、1000分の2~5mmの超高精度研磨で仕上げられている点も特筆すべき。

ラインナップ

カツオやブリをターゲットに置いた比較的ライトなモデルから、記録級のクロマグロを視野に入れたモデルまで全8種がラインナップ。

834ML

反発力とレングスを活かした飛距離は圧巻で、ナブラ撃ちに最適なモデル。カツオなどバレやすいターゲットも、弾力性の高いブランクで高確率にキャッチする。
ターゲット:カツオ/ブリ and more

出典:アピア公式HP

825M

 

おおよそ近海キャスティングで狙えるターゲットは、この825Mでほとんどカバーできると言っていいだろう。キハダ等のフィネスなアプローチから、青物を強引に寄せるパワーファイトも可能な振り幅の広いモデル。
ターゲット:キハダ/ヒラマサ/カンパチ and more

出典:アピア公式HP

826MH

 

飛距離、パワー、操作性に優れたモデルで、近海のキハダ狙いには最適なモデル。また一日中キャストを繰り返すGTなどのビッグゲームでは、体力に自信のない方でも飛距離のアドバンテージが持てるため、最もお勧めしたいモデルである。
ターゲット:GT/キハダ/ヒラマサ and more

出典:アピア公式HP

838H

 

ロッドの反発力や柔軟性、そしてパワーにおいても標準的な体力の男性が最も扱いやすいビッグゲームロッド。20kgオーバーのヒラマサや50kgクラスのマグロ類、GTにも最適なモデル。
ターゲット:GT/キハダ/ヒラマサ and more

出典:アピア公式HP

768H+

ショートレングスでもパワーを分散できるアクションのため、ブランクの弾力を活かして、大型魚とも真っ向からパワー勝負できるモデル。マグロ類以外にも、GTのシンキングルアーにも抜群の適性を示す。
ターゲット:GT/クロマグロ/キハダ/ヒラマサ and more

出典:アピア公式HP

8010HH

近年ビッグゲームでは標準とされている強めのパワークラスだが、柔軟で弾力のあるブランクが体への負担を軽減し、大型魚をコントロールさせやすい。GT50kg、100kgまでのクロマグロ、大型のキハダに最適。
ターゲット:クロマグロ/キハダ/ヒラマサ/GT and more

出典:アピア公式HP

7812HHH

ターゲットは100kg超のクロマグロ。ロッドを立てた状態での長時間ファイトを想定したブランクアクションながら、強力なバットパワーも兼ね備える。超高負荷に対応したブランクは7614MAX同様、マグロ専用でセッティングしたモデル。
ターゲット:クロマグロ(100kg超) and more

出典:アピア公式HP

7614MAX

7614MAXは記録級のクロマグロがターゲット。破壊強度基準を極限まで上げ、なおかつルアーの飛距離、操作性を損なわないようTORAYCA® T1100Gの比率が高いマテリアル構成とした。
ターゲット:クロマグロ(100kg超)

出典:アピア公式HP

イベントで実際にチェック

アピアはまもなく開催される「スポーツフィシングフェスティバル in TOKYO 2025(SFF2025) 」に出展が決定。今回ご紹介したロッド「グランデージワールドオーシャン」を中心に展示されるとのこと。

実際に触って、曲げて、わかることもある。アピアブースでぜひチェックを!

 

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関連動画

出典:YouTubeチャンネル「apiatv」

アピア (APIA)

大阪を拠点としルアーやロッドなどを展開する総合メーカー。シーバス、ロックフィッシュ、ライトソルト、ロックショア、オフショアゲームなどのロッドやルアーなどこだわりアイテムの開発を行っている。 徹底した現場主義を掲げた製品開発を行っていることで知られ、村岡昌憲、RED中村、濱本国彦、金丸竜児、中嶋康文、林準悟、佐々木俊などSW各ジャンルの現場型テスターなどからフィードバックされる声を風神シリーズなどの製品に落とし込んでいる。 ちなみにAPIAという会社名はアングラーズ・ユートピア(釣り人の桃源郷)という意味が隠されている。

 

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