みなさんこんにちは!中鉢幸佑です。
1月が終わり2月に入りましたね!
春はまだかと釣り人、心が騒めきますが、毎年大江五三は2月下旬くらいまでは、真冬の感じが続きます。春まではもうしばらくの辛抱ですね!
さてさて、前回お伝えした通り、今回は〝究極の吊るし〟についてご紹介したいと思います。
究極の吊るし
そもそも吊るし自体が、カバーフィッシングの中で最もフィネスなアプローチの部類に入ると思います。今回ご紹介する究極の吊るし、それはさらにフィネスなアプローチ。

△ラバーありの吊るし用ジグ
そこからさらにフィネスなアプローチなんているのか…!?と思う方もいるかもしれませんが、絶対必要です。
大江・五三で冬によく見られる、ボトムが見えるくらいクリアアップしてしまった水色には、とても実績があります。
では、その究極の吊るしとは一体何なのか?
それは…垂らし
私はそれを〝垂らし〟と呼んでいます。
カバーにラインを持たせてシェイクしながら徐々にタナを下げていくのが一般的な吊るしになりますが、この垂らし釣法は、シェイクせずに釣りたいタナで垂らしておくだけです。
さらに垂らし釣法の際は、シェイクで揺らすラバーは不要。吊るし用ジグヘッドをラバーレスにして、クリーピーエッグラバーを単体で付けます。

△ラバーあり・なし比較
吊るしは、そもそもラバーを嫌ったり、見切ったりする状況下で使用します。
垂らして少し竿を煽るだけで、ルアー本体は動かず、ラバーだけが微かに揺れる演出を行います。
クリアアップしたり、過度なプレッシャーを感じてる状態の魚に幾度となく口を使わせてきました。

△晩秋に垂らしで連発させた魚
ただ、メリット・デメリットを理解して使用しないと、究極に効率が悪いだけの釣りになってしまうので要注意です。
確実に魚が居るであろうカバー、エリアで、クリアアップしていたり、過度なプレッシャーにさらされている状態以外では使用しません。
また…
・水深が浅い
・タナがある程度絞れている
以上2点のどちらかを満たしている必要もあります。
誘うアクションを入れない以上、視覚だけで魚が見つけられるよう工夫しなくてはなりません。
ここまで紹介した内容は、しっかり実績もありますので、ぜひとも試していただき内容です。
垂らしのさらなる派生系!? 現在研究中
ここから紹介する内容は、まだ試験段階の内容ですが…かなりヤバいです!
垂らしアプローチが有効なのは、これまでの釣行である程度は実証できたので、さらにルアー本体で視覚へ魅力的に訴えることができないかを模索しておりました。
そして…。
結論:フェザーをスモラバ風にジグヘッド巻くこと

△フェザージグの吊るし
動画でお伝えできないのが大変心苦しいのですが、微かな水流だけでフェザーがユラユラと動きます。ラバーだけの視覚的魅力とは比べものになりません。
フェザーも様々種類があり、素材を使い分ける事で、同じジグヘッド内で揺れ方を複合させることも可能です。
しかし、この組合せで納得いくものがまだ見つかっておらず、現在ひたすら大江五三の魚に問いかけております。
私自身もフェザーを吊るしたいというところから、フェザーについて勉強し始めたので、正直まだまだ知識が不足しています。
幸いにもフェザーに詳しい方が身近にいましたので、アドバイスをもらいながら試行錯誤を繰り返しております。
フェザージグの動画は私のInstagramとXに載せる予定ですので、フォローしてお待ちいただけますと幸いです。
動きを見ただけでも、欲しくなっちゃうと思いますよ!
以上、私が持っている吊るしのアレコレについての全てです。余すことなくお伝えしてしまいました(笑)。ぜひ、冬の大江五三で試してみてください。
次回はバマスト!
次週は、バマストについてご紹介させていただきます。
ここ数年、大江五三アングラーの多くが導入していい思いをしてきたと思います。
しかし、最近パワーダウンを感じてないでしょうか? 一昔前と比べると明らかに釣果が減りました。 それは何故なのか?どうすれば良いのか!?
バマストについて深掘りしていきます。
それではまた来週〜。