皆様、こんにちは!千田隆喜(せんだ たかき)です!
4回に渡ってお届けしてきた2025年fenwick新機種のご紹介ですが、ラストになります!今回ご紹介する機種は既に発売されている名作ACES-SF60SULJのリンクスモデルとなるLINKS-SF60SULJになります。
fenwick LINKS-SF60SULJ
前回記事でもご紹介した通り、LINKS-SF60SULJはSF=ソリッドティップ(スーパーファインの略)を搭載したモデルになります。それに加えてパワー表記はUL(ウルトラライト)なので、数あるfenwickロッドの中でも特に繊細な釣りが得意なロッドとなっています。
同スペックであるACES-SF60SULJとLINKS-SF60SULJの違いについてですが、金額と重量です(爆)。…というのは元も子もないのですが、重量に関してはACESは82gでLINKSは93gと11g程の差があります。
同スペックのエイシスとの比較とリンクスの利点
この手の繊細な釣りは扱うルアーが軽ければ軽いほど重量の軽いロッド(薄い)の方が操作性が向上するのは間違いないので、個人的にはACES-SF60SULJの方が優れていると思います。
ただし、バスフィッシング(主にラージマウスバス)の場合はカバーが絡んでくるシチュエーションが多く、やや強引にファイトする必要がある場合はLINKSの方が優れていると思います。2機種の使い分けを行う事が一番望ましいですね。
自動車で考えていただくとわかりやすいのですが、軽い車(軽自動車など)は取り回しなどが良い反面、トルク(パワー)がありません。重い車(ランクルなど)は取り回しが少し不便な反面トルク(パワー)がありますので、LINKSの方がやや強引なファイトには優れています。両機種良し悪しがありますね。
釣具屋勤務時代から多い質問だったのですが「高いロッドの方が良いですよね?」というご質問は多く、高いロッドの方が使用している素材なども高価なものが多い為、良いのは間違いないのですが、バスフィッシングは多様性で、高い=良いが当てハマりにくい釣りなので、ご自身のフィッシングスタイルに合わせて選んでいただければロッド選びの幅は広がると思います!
オススメのルアーやリグは…!?
さて、ここからは私なりのLINKS-SF60SULJを使ったオススメルアーやリグなどをご紹介します。
・オーバーリアル63WAKE
・ソウルシャッド45
・セイラミノー55
・ハンクルスピンフライ
・アイブルなど
引き抵抗が少ない軽量プラグ全般扱えます。ソウルシャッド45程度の引き抵抗なら問題なしです!また、飛距離に関してはACESよりもLINKS-SF60SULJの方が全体的にしなやかで投げやすく飛距離を稼げるのでオススメです。
・マイクロホバスト系(ヴィローラマイクロやフィッシュローラーマイクロなど)
・ノーシンカーリグ(2インチヤマセンコーやフリックシェイクマイクロや2.8、ミニアースワームなど)
・ダウンショットリグ(レッグワームやスーパーマイクロチューブなど)
個人的には1.5g以下のシンカーを使う釣りでは他のロッドでは感じれない操作性を実感出来ると思います!重いシンカーを扱う事も出来ますが、重いとティップが入りすぎてしまい操作性も悪くスタック率も増えてしまうので、重いシンカー(2.5g以上)は同じく2025年に発売されるLINKS-SF65SLJなどを使った方が快適に操作出来ると思います!
普段使っているスピニングタックルだと、軽いルアーを使った際に何をしているかわからない…といったお悩みをお持ちの方に是非、使っていただきたいと思います!最後に参考までに私のタックルをご紹介して終わりたいと思います。
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△極めて繊細なUltra Finesse Specialとなる1本
ロッド:LINKS-SF60SULJ”Ultra Finesse Special”
リール:コンプレックス2000HG or ストラディックCI4 2000HG
ライン:ソルトウォーターフィネスPE0.2号 or アブソルートAAA2.5lb
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/05/title-flag.jpg?fit=150%2C80&ssl=1)