皆さんこんにちは!ヤマガブランクス広報部です。
今回はYBフィールドスタッフの山田氏にアジング釣行レポートをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
2024年年末の忘年会釣行の様子ですが、状況は時化気味かつ厳しい状況だった模様。ロッドやラインを使い分けることでどうにかヒットに持ち込んだリアルな内容になっています。ぜひご覧ください!
天草・湯島 アジング釣行レポート
皆さんこんにちは。YBフィールドスタッフの山田です。
ここ数年僕の所属する釣りチーム「ピンクフラミンゴJAPAN」は、年末に“忘年会&アジング大会”を有明海の孤島「湯島」で開催しております。
湯島は熊本県上天草市と長崎県南島原市のちょうど中間あたりにあり、その昔「天草四郎時貞」が起こしたとされる「島原・天草の乱」の時の一揆軍の談合に使われた島として別名・談合島とも呼ばれています。また近年では猫が多く住む「猫島」としても人気を博していています。名物・湯島大根は生で食すると“梨のように甘くて美味しい”と評判です。
そんな湯島に今年は12月14日にチームメンバーと共に定期船で渡り、夕マヅメから釣りを開始。しかし明るい時間帯は本命のアジは釣れずに、カサゴ(現地名・ガラカブ)やエソなどしか釣れませんでした。
しかもこの日は北西の風がかなり強く、海は時化気味で釣り辛い状況でした。
僕が今回用意したタックルは2種類。
1本はPEライン用に「ブルーカレントⅢ63」をチョイス。堤防からのアジングがメインとなる湯島では、ロングロッドよりもショートロッドの方が有利であるという事と、主に3gまでのジグ単がメインになるので、このタックルを選択しました。
そしてもう1本のタックルは、「ブルーカレントⅢ510」にエステルラインの組合せです。
実は遡る事1ヶ月前…少人数のメンバーと「グループキャンプ&アジング」で湯島に渡った時も爆風。キャストしたジグ単(3g)が着水しても、PEラインが風で浮き上がって中々着水しないためにその間に潮でジグ単が流され、狙った場所に入れる事ができなかったのでした。そんな苦戦した記憶もあるので、今回は軽めのジグ単でもしっかりと沈めて、アタリを取れる様に更に短めの510をセットしたのでした。
辺りが暗くなって来て、港の常夜灯が海面を照らし始めたので、みんなで常夜灯周りに移動。しかし…真っ暗になっても中々ヒットしないアジ。時間だけが過ぎて行く中、その沈黙を破ったのは湯島在住のチームメイト「牛山さん」でした。
サイズは26cmを超えるナイスサイズで、この牛山さんの釣った1尾でアジが大体どの層を泳いでいるか?を知ることができました。
そして…その後すぐにチームリーダーの石坂さんも26cmで続きます。どうやら数は少ないけれど、まだ水温が下がらない中でも型が良いアジが周っている様です。
その後、密かに優勝を狙っていた谷口さんにこの日一番大きな28cmのアジがヒット! 上げ潮の潮止まりまで時間はあと僅か…そんな時に去年のアジング大会のディフェンディングチャンピオンでチーム1の若手・板井くんが27cm、25cm、24cmと怒涛の3連発。
そして潮止まりを迎えてみんな一端宿に戻り、そこから焼肉、鍋などで忘年会が開始されました。この忘年会&アジング大会の良い所は、“好きな時に寝て好きな時に釣りに行ける”ことなのです。全員が全て同じ釣りをする訳ではないのですが、同じ釣り人として気の置けない仲間との釣り談義はとても楽しく、宴をみんなで楽しむ事ができました。
そして釣りに行く者、まだお酒を飲む者、そそくさと釣り場に戻る者…時間と共に自然と別れていきます。まだ1尾も釣っていない僕は、上げ潮に賭けてみる事にしてとりあえずは寝る事にしました。
まだ暗いうちの朝4時に起きて釣り場に行くと、既に1人釣りをしていました。それは忘年会の一瞬のラッシュに自らカメラマン役を買って出て、釣りをする暇のなかったアジングの名手・花田さん。
状況を聞いてみると、既に2尾釣っているもののアタリは子アジの様に小さくて難しいとの事でした。「ヤバい、オレでも釣れるのだろうか?」と一抹の不安が残りましたが、そこは花田さんにアレコレとコツを聞いて釣り開始。
そしてこの時、エステルラインとブルーカレントⅢ510の恩恵を受けるのでした。上げ潮で流れが結構効いている中で流石に1g以下のジグ単では厳しかったのですが、タングステンのジグヘッドの1.3gに替えて探ってみると…しっかりと底が取れました。
そして花田さんのレクチャー通りに、底をドリフトで流して行くと…「ククンッ」と弱いアタリ。アワセを入れゆっくりと寄せて来ると、銀色に輝く魚体が!「ア…アジだ!」ビックリして一気に抜き上げたのは、27cmの良いサイズのアジでした。
実は何を隠そう、“エステルが苦手”と勝手に決め付けていた僕にとって、初めてのエステルラインで釣り上げたアジでした。
その後もヒットしましたが、最後の抜き上げ時にバレてしまいました。
しかし夜明け前に貴重な1尾が釣れたのは、この「ブルーカレントⅢ510」と辛抱強く教えてくれた花田さんのお陰です。僕にとって最も苦手な釣り…「アジング」が少し好きになった釣行でした。
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