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今江克隆のルアーニュースクラブR「カバーコンタクト・スイムベイティング!『FDガード+(プラス)』でスイムベイトが新次元へ突入」 第1226回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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新製品総力特集2025

フローティング・ステルススイマー

そして、今江的に今季期待度大のイマカツ新型スイムベイトが「フローティング・ステルススイマー」だ。

これは三原直之プロのリクエストや、一昨年は梶原プロがTOP50最終戦遠賀川でトリプルフック仕様にした「ステルススイマー」で衝撃の逆転AOYを勝ち取ったこともあり、その時から密かにテストを繰り返していたものだ。

「フローティングステルス」は、従来の「ステルススイマー」のボディとは違い、体高を低くボディをラウンド気味に変更、基本的に表層直下を主戦場にすることからアイ位置を頭部上に変更、スロースイミング安定性を向上させた専用設計ボディになっている。

「フローティング・ステルススイマー」と「ステルススイマー」のボディは全く違った設計。高さも太さも、アイのポジションも全然違う

フッキングの妨げにならず、カバーを柔らかく回避するためにワイヤーは0.6mmか0.5mmの極細ワイヤーを装着予定。アイを頭頂部に持ってきたことで、すり抜けより水の掴みとスイム姿勢を重視している

「レイジー7」同様のサイドフック装着可能な浮力コアを内蔵し、デフォルトでは完全なフローティング仕様。

腹部にフックを刺すことなくセットできる磁着式フックホールド機構を備え、さらにフッキングを邪魔せずカバーをオフセットフック顔負けに回避する0.6mmの極細ワイヤーの「FDガード+」が標準装備になっている。

今江的2025年超期待の新人「フローティング・ステルススイマーFDガード+」。これを待ってたアングラーも多いはずだ

フックをブッ刺さずとも固定できるネオジム磁着式フックホールドシステムを採用。「ステルススイマー」とは逆固定だ

新型「フローティング・ステルススイマー」と「FDガード+」。パーツの同梱予定で簡単に着脱できる

「レイジースイマー」同様、0.6g程度のネイルシンカーを3本程度挿入することでサスペンド~デッドスローシンキングになり、「FDガード+」で湖底からフックを浮かせおくことも可能になった。

湖底にワイヤー一本でボディを浮かせて静止する「ステルススイマー」。このままズル引きもできる

もちろん、レイダウンに引っ掛けて粘ったり、意図的に当ててヒラを打たせることもストレスなく簡単に行える。

今シーズン、今江的には最強の武器の一つである「ステルススイマー」に、満を持してもう一つの「浮くステルススイマー」がデビュー予定だ。

顎(あご)下にネイルシンカーを刺せるスペースを広くとっている「レイジースイマー」、新型「ステルススイマー」には、完璧な固定力で「FDガード+」が装着できる

スイムベイトの強力な武器に!

ちなみに「FDガード+」は、イマカツからイマカツ製品専用設計モデルをパーツ売りする予定だが、「フィッシュデバイス」からも様々な他社仕様が今後は登場する予定で、スイムベイトの強力な武器になるだろう。

トリプルフック剥き出しでも驚くほどのカバー回避力を発揮するフィッシュデバイスの「FDガード+」の登場で、ビッグベイトに続きスイムベイティングも新次元へ突入

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