今江克隆のルアーニュースクラブR「カバーコンタクト・スイムベイティング!『FDガード+(プラス)』でスイムベイトが新次元へ突入」 第1226回
さて、いよいよ今週末は「フィッシングショー OSAKA2025」が開幕。
自分は1日土曜日は、13時~14時・エバーグリーン・ステージ、同日15時~16時・4号館のトークショーステージ。
2日日曜日は、15時~エバーグリーン・ステージでトークショーを予定しています。
4号館のトークショーでは、BMC/AOYのサイト超人・TOP50河野正彦プロ、そして今季マスターズ8位でTOP50に昇格したライブサイトの達人・藤川温大プロと「見えバス釣りの奥義」と題して、全て根掘り葉掘り無理やり聞き出して、みなさんに教えます(笑)。
また、TOP50自力昇格まではずっと隠してきたが、実は藤川プロは、あの在阪超人気プロ球団の火の球新監督の長男で、今季は親子共々その活躍が大注目なので、ぜひ観に来てください。
FDガード+(プラス)
ということで、先週までイマカツの2025年リリース予定の新製品を公開してきたが、今週は今季強力な武器となるであろう「フィッシュデバイス」のチューニングパーツ「FDガード+(プラス)」を本格採用した「カバーコンタクト・スイムベイティング」を紹介しよう。
これは昨年極秘裏にテストしていたものだが、時としてスイムベイトの威力を格段に上げることができる、とても有効かつ効果的な方法である。
この「FDガード+(仮称)」とは、先々週紹介した「フィッシュデバイス」(代表・松本猛司氏)開発のビッグベイトガードシステム「FDガード」を、ソフトスイムベイトに現場で簡単に取り付け、取り外しができる専用チューニングパーツだ。
ビッグベイトもスイムベイトも、基本的には剥き出しのトリプルフック仕様が普通で、それゆえオープンな水域を泳がせてバスを喰い上げさせる使い方が基本だ。
だが、近年ビッグベイト&スイムベイトを投げるアングラーが激増したことでプレッシャーが急増し、なかなか一筋縄では喰わないフィールドが多くなった。
サスペンドの限界時間を超えてレイダウンやカバーの上に長時間ステイさせなければ出てきてすらくれないことも多々あるうえ、さらに襲わせるためのキッカケを与えなければ喰わないことも増えている。
また、春先などは急増水でショアラインが森や林が沈んだような無限カバー地獄のようになると、カバー際にビッグベイトやスイムベイトを通すコース取りが極めて難しくなる。
そんな時にこそ威力を発揮するのが、ビッグベイトの「FDガード」だが、それを今度は喰わせ能力に長けたソフトスイムベイトに取り付けることで、ここぞというスポットで、より時間をかけた粘りの攻めが可能になる。
例えば、「レイジースイマー6インチ」に「FDガード+」を取り付け、レイダウンにワイヤー部分を引っ掛けて止め、バスが出てくるまでじっと待ち、出てきたらシェイクして誘ったり、ワイヤーの弾力を利用して、タイミングよく枝から逃がすように外すトリックも簡単にできる。
また、ワイヤー先端だけでボディ(フック側)が底を切って浮くようにサスペンド調整すれば、ハードボトムにフックを浮かせた状態でステイさせることもイージーで、バスの吸い込みもとてもよくなる。
ウエイトの入れ方次第では、啄み前傾姿勢でボトムに置いて、無警戒の小魚を装うことも簡単にできる。
「FDガード+」は「レイジー7」のように垂れない「リアフック」があるスイムベイトには特に効果的で、ボトムに置いた時にバスが前に回り込めず、後方から襲い掛かった時のフッキング率が格段に向上する。
これは「FDガード」が寸胴でフックベースの狭い「バスロイドjr.」に相性抜群なのと同じ理由だ。
「FDガード+」は、顎(あご)部分にコイルを差し込むスペースがないスイムベイトには装着できないが、コイル挿入スペースの広い「レイジー6」、「レイジー7」、「レイジー9」には、そのままデフォルトで装着可能だ。
もちろん必要のない時は、指で簡単に取り外せる。
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