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【2時間の釣行で起きた衝撃釣果】大味でダイレクトかつパワフル“旧くて新しいタイラバスタイル”が覚醒した日の釣行レポート/ON THE BLUE

寄稿:錦野 憲彦
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新製品総力特集2025

皆さんこんにちは!

ON THE BLUEの“錦野 憲彦”です。皆さん、ルアーニュースRで新製品情報「ライブエンペラー」を公開させていただきましたが、ご覧になられましたでしょうか? まだご覧になられていない方は、ぜひ以下リンクからチェックしてみてください!

【喰われる生命感】360°オールレンジを攻略する“メタルジグとタイラバの融合体”/ライブエンペラー

さて、先日「ライブエンペラー」を持って釣行へ。カナリ印象に残る1日となりましたので、今回はこの場で当日の模様をお届けできればと思います。

錦野 憲彦(Norihiko Nishikino) プロフィール

SLJ/タイラバをオールシーズン案内する遊漁船「鹿児島県錦江湾/日登美丸」の船長。日々のガイドで“もっと釣れる、もっと楽しい!ありそうで無かった物”を日々考え続け開発。船上開発メーカー"ON THE BLUE"を通し、アングラーと一緒に更なる楽しみを追求することをライフワークにしている。

2時間足らずの釣行/あるトラブルが後々凄まじい釣果を生む

朝便は錦江湾でお客様の釣りをご案内したりとバタバタ。

高速道路を利用して急遽串木野へ向かいます。そうです、今回は「ALBA丸さん」さんでプライベートの釣行。残された時間が限られているにも関わらず、出船まで釣具や船、車談義をしていると、もう釣りをする時間がない…「2時間くらいあれば全然釣れるよ」という、自信満々なALBA丸今村船長の言葉を信じていざ出航。

ポイントに到着し、いざ実釣開始! 今回はプライベート釣行だったため、自分のやりたい釣りを思いっきり満喫するぞと、タイラバを1日楽しむ予定でだったので「真鯛ロジック」をセットしようと思った矢先…全部車に置いて来てたことにここで気付くという失態。タイラバをある程度楽しんでから、投入しようと考えていた新製品「ライブエンペラー」を投入せざるを得ない状況に。手玉は以下写真の通りたった3つ…

上:ライブエンペラー40g (ギタイ)※チョット軽い
中:ライブエンペラー80g(ラスタオレンジ) ※丁度良い、失くしたくない
下:ライブエンペラー100g(ブルー/オレンジ)※テストスイミング確認用/発売未定

この中で選んだのは「ライブエンペラー」(100g)“ブルー/オレンジ”。

一番上の40gと80gに関しては散々テストを行ったカラーであり、釣れることも実証済み。40gは釣りをしている水深的に軽すぎるのと、80gは最終手段として残しておきたかったので、こちらのカラーをセレクト。そんなこんなで、ようやく実釣スタート。串木野エリアのポテンシャルを信じて1投目。フォールでイキナリバイト! 最初は小さいのが掛かったのかと思いきや、こっちに走っていたみたいで、向こう向いたら凄い勢いでジィージィージィーーッ! とメチャクチャドラグが出ていきます!

15分ファイトしていました…疲れて咳こんでいます。こんなにブリって引いたっけ? てくらい強い引きで上がって来ました。1尾目ということもあって、特別嬉しさが込み上げてきたので、普段より多めに写真を撮った気がします(笑)。「何か重いなー、デカイなー」なんて思って計測してみると102cmもありました!

コレで満足で終わり!…なんて思いきや、嬉しいマダイも釣れました!

このマダイの口に「ライブエンペラー」がベラッと付いている感じが良いですねー! タイラバ以前に、錦江湾口で盛り上がっていた2007.2008年位のインチクブームの当時を思い出すような。誘動式になる前のまだヒラマサ針やマダイ針がタイラバに着いていた当時。そんなイイ意味で“大味でダイレクトなタイラバスタイル”僕は大好きです。

まだタイラバロッドが世になかった時代の! 誰もがマダイを釣るために、本気でアツく模索していた時代です。「イイっすねー」。僕はタングステン依存症で数釣りは大好き! ですが、タングステンでは出会えない魚“狙って大型マダイを釣る為”に「ライブエンペラー」が必要だったので世に出します。時代はフィネス全盛→1本ビッグネクタイの流れが来て、システマチックで繊細なタイラバ→狙って大型マダイを釣りに行く。という流れが激戦区のメインストリームのタイラバアングラーさん達にもささるかと。

ドカーンと落としてガツーーン! と掛けてゴリゴリ寄せる様なタイラバスタイルもアリですよ! 繊細なアングラーさん達を横目に、アメ車のエンジンをベタ踏みする様な感覚で、わざとタックルバランスを大味に仕上げていくんです。

という訳で、2時間足らずの短時間釣行が楽しめました。

タイラバを忘れるというトラブルが生んでくれた「ライブエンペラー」の新たな可能性。今年のオンザブルーは“Gone Fishing”がテーマです。どんなに忙しくてもやる事山積みでも、釣りに行っちゃいましょう! やるべきことより、釣りを優先してもチョットやってスグ作業に戻ればイイんです。

そこ1.2時間でも10分でも、充実した自分だけの時間を味わえます。趣向性を更に更に高めるために! ON THE BLUEの妥協無き船上開発はドンドン進んでいます。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

ON THE BLUE

2019年に設立。年間釣行300回超えの遊漁船による船上開発ブランド。タイラバ/SLJ/ライトジギングをメインに「どうしたらもっと釣りが面白くなるだろう?」を常に考え続け、「これは釣れる!」と「これで釣りたい!」の両立、「コレはありそうで無かった」を開発の流儀としている。
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