ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【2025年の衝撃/その2】アラバマが…回る。回る?回る!ハイドアップ発の新感覚ワイヤーベイト【FOOSHA】

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク
新製品総力特集2025

今年もぶっ飛んでるぞ、と連日お伝えしているハイドアップの2025年新製品情報。

やりすぎって?いや、まだまだ。これぐらいやらないと盛り上がらないでしょう。…で、ド肝を抜かれた“なんじゃこりゃ!”なNEWコイケに続く、2025年の衝撃。

…いやはや、なかなかこれも。

 

この投稿をInstagramで見る

 

hideup official(@hideupofficial)がシェアした投稿

FOOSHA/フーシャ

…動画がとんでもなくカッコいい。

このFOOSHAというルアーは、代表の吉田さんいわく構想はずいぶん以前からあり、遂に日の目を見た…という新感覚ワイヤーベイト。

※写真はすべてプロトモデル

ただのアラバマ?そんなのはハイドアップに求めていないし、おそらく出してもこない。このアラバマ、回るんです。傘の部分がグルグルと。…それだけではないのがハイドアップ。アラバマが跳ねる?飛ぶ?逃げる?動画を見なければ理解不能、まさに新感覚ワイヤーベイト!

いやぁ、ボディの半分近くが水面から飛びだすシーンはトリハダもの。ド肝を抜かれました。

回るとどうなる?

前代未聞の回るアラバマ、何をどう説明するかさえ悩ましい。とはいえ、まず気になるのは回るとどうなるのか。

1つ目はもちろん、アピール力アップ。ただでさえアピール力の高いアラバマに“回転する”という動きが加わり、ブレードがより不規則なアクションを演出、そりゃアピール力は高くなる。実際、テストでは尋常じゃない集魚力を実証済みという。

2つ目。これ割とキモなんですが、意図的に水面から外に出せる。ん?何言ってんの?動画を見ればピンと来るでしょうか。要は回ることで水面で“バジング”ができる。ウエイトのある一番後ろのルアーを支点にして傘の部分が回転する。それを水面で行うとどうなるか。大きく水を撹拌させ、さらにブレードが水面から外に出る。まるで、小魚の群れが逃げ惑う際に水面をピチピチ跳ねたり、飛んだりするように。

これを意図的に仕掛けていけると。だからアラバマと言えばアラバマ。でもバズベイト?うーん、新感覚のワイヤーベイトとなる。

ノーマルタイプor高速タイプの2モデルが登場予定

登場するのは、ノーマルタイプと高速タイプの2モデル。同じリーリングスピードでゆっくり回るか、早く回るかが選べる。

ちなみに、回る仕組みは傘の部分に仕込まれたこの羽根。

この羽根が巻くことで水の抵抗を受け、回転する力を生み出す。多分、使い慣れれば自分で角度を変えて、調整したりできようになるんじゃないかと。

使い方は「これから使われる方が、新たな使い方をドンドン見つけてくれるでしょう」…とのことですが、水中でのタダ巻きが基本。さらに魚の状況に合わせ、お伝えしているように水面を攻略することもできる。

釣れるor釣れない。あるいはこれで釣ってみたい。そんなことより“これを投げてみたい”そんな思いを掻き立てられるハイドアップのルアー達。

まだまだいろんなアイデアが頭の中にいっぱいあるんです。それをいつ形にするか、時代が受け入れてくれるか、そこが難しいですね。

とは吉田さん談。2025年…いや、これからも、この先も、ハイドアップはまだまだ止まらない。

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」