この時期のお楽しみの釣り「メバリング」「アジング」【トモ清水のガッ釣りソルト】
WEB連載「トモ清水のガッ釣りソルト」
第235回
この時期のお楽しみの釣り「メバリング」「アジング」
こんにちは!トモ清水です。暦の上では大寒、一年で最も寒くなる日、そんな真冬真っ只中、部屋に閉じこもって原稿を書いています。釣り人の心理としては、この大寒を底にどんどん春に向かって暖かくなるので、釣りの本格的シーズンまであと少しといったところ。実際に大寒でありながら、全国的に3月頃の暖かさ。去年より1カ月も早く、関東では花粉も飛んでいる状況です。
そして、ちょうどパシフィコ横浜で開催された釣りフェス2025も閉幕、各社から2025年1月17~19日の3日間にわたって各社から新製品が発表されました。世の中便利なもので、もはや自宅に居ながら、その情報を得ることが出来ますので、会場に行かれなかった方も、ネット上でその情報に注目されていたのではないでしょうか。
この時期はさすがに釣行回数も減る時期。
タックルメンテナンスとロッド開発に集中できる時でもあります
さて、この時期は、さすがに釣行回数も減る時期。タックルメンテナンスとロッド開発に集中出来る時でもあります。リールメンテナンスは釣行後にこまめに行っているのですが、この時期はより念入りにメンテナンス。
ZENONはもう今年で4年目。メンテナンスしながら大事に使ってきた甲斐あって、愛着が沸いた信頼出来る相棒のような存在。
自分ではメンテ出来ない範囲のメンテは、ピュア・フィッシング・ジャパンのアフターサービスでオーバーフォール。しっかりと丁寧にオーバーフォールして戻ってきますので、毎回安心してリール達を入院させることが出来ます。
道具の良し悪しは、いかに長く使えるか! も重要な要素
道具の良し悪しは、初期状態をキープしたまま、いかに長く使えるかどうか⁉
リールだけでなくロッドも同じことが言えます。
長く使って初めてその道具の真価が見えてくるものです。
初釣りもメバル♪
ところで、わたくしトモ清水の初釣りはメバル。2024 年の釣り納めもメバルでしたが、初釣りも同じく横須賀、三浦方面へ、静まり返った海へ。
この時期は、毎年場所によっては、なぜか釣れにくいことが多く、そのタフなゲームを楽しみます。
初釣りの日も、やはりライズもなく、トップウォータープラグに反応がない。シンキングミノーもバイトがあるが、乗らないアタリばかり。考えられる原因としては、メバルのサイズが小さいか、急な冷え込みによる食い渋りか。
そんな状況で、やはり手堅く釣果を出せるのはガルプ!定番のベビーサーディンのジグ単0.4gの軽量ドリフトパターンで攻めると、かわいいサイズが遊んでくれました。 大きいサイズは産卵で、ちょっと深場に移動したかな?
やっぱり数もサイズも3月くらいからが本格的なベストシーズンですが、1月、2月はアフターの魚を、いかに探して、口を使わせるか、そんな推測ゲーム、考察ゲームが面白いシーズンです(^^♪
ロッドのテストにもイイ時期!
また釣れない時もロッドのテストとしては、あれやこれ、色々釣果以外にも試せる楽しい時間帯です。
少し前には、今度は横浜から東京湾ボートアジング。バチコンスタイルとジグ単スタイルと、使い分けてエンジョイアジング♪
いつもお世話になっている横浜「ストライカー(Striker)」の早川キャプテンガイドにて楽しんできました。
スピニングタックルでは、2gのジグ単(ふわゆらジグヘッド使用)+Gulp!ベビーサーディン2インチ。
ベイトタックルでは、14gスイベルシンカー(バークレイ)+マイクロクローラー・アジングカスタム2インチ。
1月中旬でもポイントによっては、アジの魚影も濃く、水深も7mとボートアジングにしては深くないので、ダイレクトなやり取りが楽しめました。もはやボートアジングも開拓され一年中狙えるようになっています。
10年前は、バチコンという言葉もない時代でしたよね、ボートアジングの可能性を求めて全国開拓していた時期が懐かしく思います。
釣り方は、どちらも基本的には落として、違和感があれば積極的に掛けていく感じ。そんなに難しくありませんので、誰でも挑戦出来ます。冬の脂の乗ったアジを満喫出来ますよ~!
たかがアジ、されどアジ!
簡単だけど腕の差も出る、エントリーしやすく、ゲーム性も高いのがアジングです。
使用タックル
ロッド:ベイトフィネスロッド5フィート9インチ
リール:ZENON LTX
amazon販売ページはコチラ
ライン:プロトライン0.4号(バークレイ)
ルアー:
Berkley ガルプ!ベビーサーディン2インチ、
パワーベイト マイクロクローラー・アジングカスタム3インチ(バークレイ)
シンカー:バチコン用として、ふわゆらジグヘッド0.4g(バークレイ)+スイベルシンカー 14g(バークレイ)
ロッド:ショートスピン4フィート7インチ
リール:ZENON1000S
amazon販売ページはコチラ
ライン:プロトライン0.3号(バークレイ)
ルアー:ふわゆらジグヘッド0.4g~2g(バークレイ)+ガルプ!ベビーサーディン2インチ
今メバルに試したいルアーはコレ!
メバルに試したいルアーがあるのでご紹介! それはアブガルシアから2025年2月に販売される新しいプラグ「ポッペン」です。
ボディ全長約50mmで、重さが3.3gと、メバリングやチヌゲームにぴったりなサイズ。3gの重さがあるので、ベイトフィネススタイルでも楽々キャスト出来ちゃいます。
ちょっとメバルのライズがある時や、活性が高そうな日はこのルアーを釣って、夜な夜な静まり返った港内で、メバルのスプラッシュ音を聞きたいな、と思っています。
ポッパーは、バスでもGTでも、ロックショアでも、ホント面白いルアーです。それがメバルのようなマイクロゲームでも楽しめるのだから最高ですね!
アブガルシア新製品「ポッペン」の商品ページはこちら
製品名 | タイプ | 長さ | 自重 | 素材 | フック | 価格(税抜) |
POPPEN50 | フローティング | 約50mm | 約3.3g | ABS | カルティバST-26Tin #12 | ¥980 |
バーブレスのメリットとは?
釣り現場では、バーブレスにする作業は実際のところ難しいので、あらかじめ釣行前にペンチ等でカエシを潰し、バーブレス仕様にしておきます。パッケージも釣行前に自宅で廃棄することで、現場でのゴミ放置を防ぐことが可能。極力現場にパッケージ毎持ち込まないように心がけましょう。個人的には全てのフックがバーブレス仕様にならないかな、と思っています(笑)
なぜならば、下記のような色々なメリットがありますので!
・魚に優しい
・釣り人にとっても安全(目など守るため)
・リリースがスムーズで、手返しアップ
・服やロープ等に引っ掛かった時、すぐに外せる
・ファイトに少し緊張感が出る(笑)。ラインテンションコントロールしないとバレの原因になるため、テクニック向上
バーブレス仕様は、釣り人が魚がバレないか心配なところですが、実際には思っているほどバレません。
そうはいってもカエシ付きがデフォルトなので、潰す作業は正直めんどくさいところ。バーブレス仕様か標準であるカエシ付きを使うかどうかは自由ですが、是非ともバーブレス仕様を多用していただきたいと思います。
再び釣り旅へ...
アブガルシアからの新製品、今年も独自発想のリールが登場するのか!?どんな製品がリリースされるのか?
今から期待しています。
来週からまたちょっとした釣り旅に出掛けます。山口、愛媛、兵庫、大阪、滋賀、石川、新潟あたりに約二週間ほどプチ遠征予定♪
まずは山口県では旬なメバリングを満喫したいと思っています。そして、真冬が熱い⁉ ギガアジも狙いに行きます!
トモ清水のインスタグラムにて、リアルタイムで旅の様子をアップしていますので、フォローよろしくお願いします!
トモ清水でした!
See you next time!
WEB連載 トモ清水「ガッ釣りソルト」」は隔週 日曜日 配信!
過去の記事もぜひチェック!
過去の連載記事はこちらから、チェックいただければ幸いです!