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【TENRYU・スパイク追加モデル】もっとストロングな1本&もっと飛ばせるテクニカルな1本が追加!

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新製品総力特集2025

テンリュウのオフショアキャスティングロッドシリーズとして人気の高い「Spike(スパイク)」に、新たな2モデルが追加となる(2025年初夏予定)。

Spike 今夏2モデル追加

まず、追加となるNEWモデルを簡単に紹介していこう。

2つの新機種は「SK822S-X」と「SK842S-MLM」。片やX表記のストロングモデル、もう一方はMLMという近海ライトモデルというラインナップだ。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

品名 タイプ 全長
( m [ft])
継数
(本)
調子 仕舞寸法
(cm)
ルアーウェイト
(g)
ライン
(PE/号)
最大ドラグ
(kg)
リアグリップ
(mm)
先径
(mm)
自重
(g)
使用繊維 カーボン/グラス
(%)
本体価格
SK822S-X S 2.49[8’2″] 2* RF 178 MAX200 MAX10 16/60° 495 2.9 389 92/8 ¥61,000
SK842S-MLM S 2.54[8’4″] 2* RF 188 MAX80 MAX4 7/45° 495 2.3 302 93/7 ¥51,500

スパイクは、これまでも追加機種が既存モデルの隙間を埋めるようにリリースされてきた。オフショアキャスティングといってもターゲットはもちろん各フィールドによっても状況は異なり、近年はさらに戦略的なロッドセレクトがキーとなっている。2025スパイク追加モデルも例に漏れず、コレコレ!な欲しいところになっているのではないだろうか。

近海オールラウンド・ストロングモデル SK822S-X

まずはSK822S-X。改めてスペックを見て頂くと分かる明確な役割。従来のスパイクにラインナップされていたモデルでは、MAXのPEラインが6号までのモデルだった。SK822S-XはPE10号。それだけで大幅に、さらなる大型への対応力が増したモデルであることが分かる。

既存モデルでいえばSK822S-Hというモデルがあったが、新たに追加となるSK822S-Xはさらにストロングモデルとなったといえる。

50kgほどのマグロ類、大型ヒラマサなどを狙うにふさわしい、オーバヘッドキャストによる遠投性能とパワーを兼備するモデルだ。

レギュラーファーストに設定し、60~70gを下限に180g前後のプラグを扱いやすいパワー設定に仕上げ、近海キャスティングで一発大型魚を確実に獲るためのスペックだ。

近海ライト・遠投モデル SK842S-MLM

一方のSK842S-MLMがまた面白い。

カツオをはじめシイラやサワラ、ブリ等をテクニカルに誘って狙うモデルといえるが、既存のモデルの中にもそうしたテクニカルモデルは存在した。ただし、新たに加わるこのSK842S-MLMはシリーズの中でも最長レングス。つまり、飛距離においてアドバンテージを生む。射程圏が広がり、その飛ばした先でテクニカルに掛ける! そんなアプローチが可能なモデルで、30~60gのジグやプラグ類が扱いやすく、80gまでフルキャストが可能。個人的には小型ベイトを偏食することも多いカツオにメチャいいじゃん!と感じた機種だ。

ラインナップに隙なし

モアパワーのSK822S-X、さらなる遠投性を求めたテクニカルモデルSK842S-MLMとスパイクはさらに隙の無い陣容に。

まずは速報まで! 初夏登場予定ということで、一番ナイスな時期にNEWモデルが仲間入りしそうだ。

テンリュウ公式「スパイク」詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。
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