【fenwick Rod Story vol.2】2025新機種の中で唯一のベイトキャスティングモデル「フェンウィックLINKS 67CMHJ」の特長とは
皆様、こんにちは。千田 隆喜(せんだ たかき)です!
毎週お届けするfenwick Rod Story。
2025新機種、唯一のベイトキャスティングモデル
今回は2025年新機種唯一のベイトキャスティングモデルである、LINKS 67CMHJの使用感などを書かせていただければと思っています!
フェンウィックLINKS 67CMHJ Heavy Duty Versatile
LINKS 67CMHJのサブネームはHeavy Duty Versatile。つまりは重量系のルアーを幅広く扱える機種となっています。
ヘビーデューティーバーサタイル、そんなサブネームからは一般的にロングレングス(7ft以上)が採用される…そんなイメージがあるかもしれません。
重量級ルアーをテクニカルに操作できる
しかし、近年のハイプレッシャー化したフィールドでは重量級ルアーでも細かい操作を求められる。ゆえにLINKS 67CMHJの機種名通り、6.7フィートという日本人が一番扱いやすいと言われているレングスを採用。これにより操作性が向上しました。
では、さらに短くすれば操作性は上がるのでは…となりますが、重量級ルアーを扱う際は適度な長さがないと腕の力だけでキャストする事になり、1日投げ続ける事が出来なくなるので適度な長さは重要です。
そのため、1日重量級ルアーを投げても疲れにくいのが、このロッドの特長の1つとも言えます。おかっぱり、レンタルボート、バスボート等様々なスタイルに幅広く活躍する1本になる事、間違いなしです!
また、パワー表記はMHでありながらMAX2.5oz表記と一般的に記載されているロッドと少し変わった表記になります。通常、MHクラスだと21g~28g表記が多いといえます。表記はあくまでもメーカー推奨の数字(これぐらいが快適に扱えますよ、というニュアンス)なので、その範囲内しか使えないと思わなくてOKです。
基本的に多少、表記以上のルアーを投げても折れるといったことはありませんので、ロッド選びの参考になればと思います。
※扱い方次第では破損してしまう可能性もあるので自己責任でお願いします。
千田的「LINKS 67CMHJ」のおすすめリグ&状況
ここからは私なりのLINKS 67CMHJを使ったオススメのリグやシチュエーションなどをご紹介します。
ハードルアー
・ギル型系ルアー(ギルロイドJrやパパゾーイ、ブルシューター160など)
・大型トップウォーター(でっカブメスJrやアベンタクローラー、アビノー110Fなど)
・ルドラ130やシムコーなどのバイブレーション、ダイラッカのようなビッグスプーン系など
ただ巻きから操作が必要なルアーでミディアムスローアクションでスムーズに曲がるロッドなので、操作系だけでなく大型ルアーのただ巻きにも適しています。
ヘビースピナーベイトやアラバマ系、バズベイト
・スピナーベイト(ジンクススーパーヘビーやタイフーンなどの大型スピナーベイトから1/2oz前後のスピナーベイト(Bカスタムなど)にも)
・アラバマ系(ラスターブレードのようなブレードアラバマ系からバマストに合わせたアラバマ系など)
特にアラバマ系リグをシェイクして扱うバマストでは圧倒的な操作性を誇ります!
重量と抵抗のあるルアーをシェイクして扱う釣りなので、疲れないというのが非常に重要で疲労を軽減してくれるロッドです。
ワーム系
カバー撃ち系(リーダーレスダウンショットやテキサスリグ)はモチロン王道で扱いやすいので写真や説明は割愛します。
・スイムベイト(レイジースイマー6インチ&7インチなど)
・スイムジグ(スメルトヘッドプラスなど)
・フットボールジグ(フィネスフットボールジグ+ハドルギル3.9インチなど)
・大型ワーム(ブルフラット5.8インチなど)
ルアー例を見ていただくとお分かりですが、かなり守備範囲の広い1本になっていますので、リンクスでいうとLINKS 66CMLP+J辺りを用意していればベイトタックルで扱うだいたいのルアーはカバー出来てしまうと思います。
なるべく本数を減らしたいレンタルボートアングラーの方には重宝する1本になること間違いなしだと思いますので、発売されましたら是非手に取ってみてください!来週も引き続きリンクス新製品の千田なりのインプレッションを掲載させていただきます!
ロッド:フェンウィックLINKS 67CMHJ
リール:メタニウム HG
ライン:アブソルートAAA 16Lb