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爆釣劇のカラクリはセッティングにあり?明石沖タチウオパターン攻略

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新製品総力特集2025

みなさん、こんにちは。Galápagos瀧本です。

今回は17日に放送される「ルアルアチャンネル」、明石の遊漁船“ステイゴールド”様でのロケをレポートします。

いざシーズン初期のタチパターンへ

例年よりも水温が高いせいか11月でもベイトのイワシ類が多く、ショート系やセミロング系のジグ中心で良く当たってた2024年。12月上旬となり、そろそろタチウオの幼魚を捕食するタチウオパターンが始まりそうなタイミングでロケを決行。

ポイントは明石海峡大橋よりも西のエリアで、水深40~50mから開始しました。

タックルについて

今回使用したタックルについて、私のタックルはGalápagos ジギングスティックGJS-FSB63-2、ジグはGáメタルジグロングタイプ230gケイムラシルバー

一方、あやかちゃんはGalápagosジギングスティックGJS-FSB63-3、ジグは同じくGáメタルジグロングタイプ230gアルミシルバーハーフグローを使用。

根がかりの少ないポイントなのでフロント・リア共にアシストフックをセットして、いざ実釣開始です。

タチパターン攻略タックル

ロッド

今回使用したロッド、Galápagosジギングスティックはカーボンフルソリッドを採用し跳ね過ぎないナチュラルなジャークが得意。

太刀パターンに代表される、大きくソフトなロングフォールを多用するジャークにはFSB-63-2・もしくはFSB63-3ベイトモデルが潮流の速い明石エリアでオススメになります。

特長としては大型のブリがヒットしても粘り強いこと。安心して曲げ込んでファイトできるロッドに仕上げています。

Jigging Stick

ジグ

今回使用したGáメタルジグロングタイプの特徴は、明石・紀北のタチパターン用で開発したロングジグでウエイトは200g・230g・260gの3サイズの展開。

ジグのサイズは、その時々のベイトのサイズや潮の流れで選択します。

Metal Jig Long type

カラーはタチパターンに強いシルバー系を中心にアピールの高いケイムラやグローのカラーもラインナップ。

ジグ形状はセンターバランスの左右非対称設計で、背骨のキール面が下向きに水圧を受けロールしながらのフォール、そしてジャークはスライドを伴うアクションとなり潮流に流されるタチウオを演出します。特にタチパターンではジャーク後のロングフォールでバイトが多く、フォールでのアピール力とジャークのスライドアクションで魚にスイッチを入れられる設計となっています。

ジグのウエイトは200~230gがメインですが、底取りができる状況であえて260gを使用する事もあります。これはジグのボリューム感とアピール力を重視した使い分けで、いわばビッグベイト的な使用。こちらもオススメです。

出典:YouTubeチャンネル「Galápagos -ガラパゴス-」

連続ヒットに大興奮

この日は朝イチからボトムのかけあがり付近に魚が固まっている状況。船がカケアガリにさしかかると…さっそく2人で連続ヒカケアガリ

サイズは40~50㎝クラスながら良く引いて楽しめました。残念ながらブリサイズは今回上がらなかったものの、嬉しいゲストのサワラが私もあやかちゃんもヒットし盛り上がりました。

水深の浅いポイントでは…

途中、水深の浅いポイントがあったので、そこではGalápagosジギングスティック スピニングモデルGJS-FSS63-3にチェンジ。

引き抵抗の少ないGáメタルジグ スライドタイプをキャストして斜めに速めのジャークで反応する魚を探してこちらもヒット量産でした!

オススメのセッティング

今回の撮影では紹介しきれなかったのですが、スイベルやフックの細かなセッティングで確実にヒットからキャッチに繋がったと感じる場面もありました。

スイベル

オススメのスイベルはダイワDスイベルSSローリング親子2×3

ノマセ釣り等の枝バリ仕掛けで良く使用される親子サルカンですが、私はロングジグのスイベルで良く使用しています。

フォールでのアピール力を高めたGáメタルジグロングタイプは、ジャークやフォール時にロールアクションを伴う為、糸ヨレ軽減の為に枝のリング部分にフックをセットして下のリングにメタルジグをセットしています。

このタイプのスイベルはジグとフックが別々にセッティングされる為、回転の良いサクサスコーティングスイベルによって滑らかなアクションを演出できます。またフックとジグが別々に可動するため、魚がバイトした時のフックの安定やヒット後のバラシ軽減、ジグの交換も素早く行えるというメリットがあり、昨年から使用して良い感触を得ています。

アシストフック

アシストフックのオススメはキャラック ユーティリティアシストフック6/0~7/0や、アシスト工房 やみつきフック4~5㎝ 6/0~7/0です。

フックについては諸説ありますが、私はタチウオパターンでの狙いは大型ブリを確実にキャッチできるフックの強度を重要視しています。フックの線径の太さ(太すぎず細過ぎない)強度と刺さり込み抵抗のバランス、また魚がバイトした時の吸い込みやすさ、サワラ等の牙族が掛かった時のアシストラインの強度など…総合的に考えてセレクトしています。

紹介したいずれのフックも、しっかりと刺さり込みやすい線径と強度のバランスが良く、柔軟なロッドでもフトコロも深くしっかりと刺さり込む形状に。またアシストラインはサワラにも切られにくく吸い込みの良いザイロン糸の仕様でサワラからブリまでキャッチ率が高い仕様となっています。

アシストラインの長さは4~5㎝、フックサイズは6/0~7/0を中心に使用しています。

今年は日ムラこそありますが、明石、紀北、鳴門などでまだまだタチパターン継続中です! 是非青物ジギング楽しんでください!

ルアルアチャンネル放送日

サンテレビ…1/17(金)23:30~
テレビ愛知…1/19(日)6:24~
テレビ神奈川…1/19(日)7:00~
テレビ愛媛…1/22(水)25:30~

Galápagos(ガラパゴス)

バスフィッシング・ソルトルアーフィッシング、それぞれ異なるジャンルのエキスパート達が集まり2021年に設立。 代表作「Grace240F」を始め、現場で徹底的に研鑽を積んだ逸品が光る。
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