昨年、関西をはじめ、各地で青物が好調だったこともあり、再び盛り上がりを見せている「ショアジギング」。
今回は、SLASHから販売されているショアジギングロッド「コーストシーフ」について徹底解説していきます。
まず、「コーストシーフ」のコンセプトは”ベイエリア近郊で青物を気軽に狙えるショアジギロッド”です。
「コーストシーフ」は、5機種がラインナップされており、さまざまな用途で使い倒せる仕様となっています。
CT-902ML<LSJテクニカルモデル>
「CT-902ML」は、ライトショアジギングを楽しむために設計されたモデル。
取り回しを重視しながらトルクも兼ね備えたテクニカル設計です。
ショートレングスで30g前後のジグをテクニカルに操作し、サバ、カツオ、タチウオ、シオ(カンパチ)、ツバス、ヒラメ、マゴチなどがターゲット。
ティップからベリーの適度な張りとバット部分のトルクが、幅広いターゲットに有効です。
ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Lure-Wt(g) | Line-Wt(PE) | Price(税別) |
CT-902ML | 274 | 2 | 187 | 141 | 7~50 | 0.8~1.5 | ¥18,500 |
CT-932M<LSJバーサタイルモデル>
「CT-932M」は、適度なパワーを持ち、対ベイエリア回遊魚にピッタリのMモデル。
ゴツさを感じさせないブランクスは、軽快キャストフィールながら、しっかりと主導権を握れる様に設計されています。
ベイエリアの中型魚をはじめ、さまざまなターゲットを狙うことが可能です。
ジグ以外にもウエイトのあるシンペンやミノーも使えるレギュラーファーストアクション。
ヘリカルXカーボンのトルクが、掛けたターゲットを逃がしません。
ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Lure-Wt(g) | Line-Wt(PE) | Price(税別) |
CT-932M | 282 | 2 | 190 | 145 | 20~60 | 1.0~2.0 | ¥18,500 |
CT-962MH<ショアジギスタンダードモデル>
「CT-962MH」は、ショアからの青物狙いに的を絞った、トルキーなモデルです。
取り回し・操作性を重視した設計ですが、飛距離的には10フィートのロッドと変わらないスペックを有し、狙ったターゲットに主導権を渡さない粘りとトルクを備えています。
プラグはMAX60g、ジグはMAX80gのアクション設計。
ベイエリアのデカイ回遊魚を狙い撃ちしていただきたいロッドです。
ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Lure-Wt(g) | Line-Wt(PE) | Price(税別) |
CT-962MH | 290 | 2 | 230 | 149 | 30~80 | 1.0~2.0 | ¥20,300 |
CT-1062M<サーフショアジギモデル>
「CT-1062M」は、ショートバイト時や、LSJで飛距離を稼ぎたい時、また、サーフフィッシングでも活躍するモデルです。
青物に対してもしっかり主導権を握れるトルクを持ちながら、マイルドなティップを兼ね備えた設計で、フラットフィッシュにも対応しバラシを軽減します。
大サバ、ツバス、タチウオ、フラットフィッシュ系など、プラグを使った釣りに対応。
ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Lure-Wt(g) | Line-Wt(PE) | Price(税別) |
CT-1062M | 320 | 2 | 218 | 165 | 20~60 | 0.8~2.0 | ¥22,000 |
CT-1002H<ショアジギヘビーモデル>
「CT-1002H」は、ショアからの青物狙いに主導権を渡さないヘビーモデル。
沖堤防・地磯・沖磯などでの取り込み時にも安心できるレングスと遠投性・操作性を兼ね備えた設計です。
プラグはMAX80g、ジグはMAX100gと、プラッギングやジグでの釣りにマルチに対応するマストアイテムです。
ITEM | Length(cm) | Section | Weight(g) | Close(cm) | Lure-Wt(g) | Line-Wt(PE) | Price(税別) |
CT-1002H | 305 | 2 | 251 | 157 | 40~100 | 2.0~4.0 | ¥23,000 |
推しの1本!
5機種の中でも「CT-1062M」は、フラットフィッシュ、沖堤防などの飛距離がほしくなる場所で活躍してくれるロッドです。
ワーム、ミノー、ブレードジグ等、幅広いルアーを使うのに適していて、通常の硬いショアジギングロッドとは違い、ティップが柔らかい作りになっているため、ルアーの操作性もよく、食い込みがよく、ばっちり掛けてくれるロッドとなっています。
10フィート以上のロッドというと、飛距離重視でサーフなどの広大なエリアでの使用をイメージされると思いますが、「CT-1062M」は、竿先が柔らかいことで、30g程度のジグも快適に扱えるため、身近なエリアでのショアジギングにも対応しています。
さらにバットはしっかりしているため、大型のフラットフィッシュや、大型青物もしっかりと持ち上げてくれます。
オールSicガイドというポイントも欠かせませんね。