年も明けて、そろそろバチ抜けシーズンが開幕する時期となりました。
特に冬から初春にかけてはヤマトカワゴカイ系の長いバチがメインとなります。
今回紹介するのは、そんな長いバチ系にピッタリなルアー、DUOの「ベイルーフ マニックスロー155」をピックアップ。
「マニックスロー155」は、今冬に登場した「マニックスロー」の155mmサイズ。
デカバチと言われる15cm前後のバチが抜けるシーズンのほか、サヨリ、エツといったベイトフィッシュにも対応したマニックのデッドスロー対応のスローモデルです。
ベイルーフ マニックスロー155
Model | Length | Weight | Type | Range | Hook / Ring | Price |
マニックスロー155 | 155mm | 20.0g | 重心固定・シンキング | 0.2~0.3m | #6
フックアイ#3 |
¥2,068税込 |
DUO公式「マニックスロー155」詳細ページはコチラ
バチパターンルアーの代名詞「マニック」のデッドスロー対応のスローモデル
「マニックスロー155」を解説する前に、簡単に「マニックスロー」シリーズの特長について紹介していきます。
「Bay RUF マニック」シリーズといえば、バチパターンの代名詞として多くのアングラーから支持されるルアーの一つ。バチパターンをはじめ、稚アユやハクなどマイクロベイトパターンにも対応しています。
なかでもこちらの「マニックスロー」シリーズは、デッドスローにも対応した食わせに強いのが特長です。
ウォブリングを一切排除した唯一無二のアクション微振動タイトロール“マニックムーヴ”を維持しながらも、軽量化とウェイトバランスを調整。それにより低速でも揚力が向上し、表層を意識しながらデッドスローでしか反応しないセレクティブなシーバスに口を使わせることができるのだそう。
155mmのバツグンの存在感
これまで「マニックスロー」では、95mm・115mm・135mmの3種類がラインナップされていましたが、今作は最大の155mm。
バチが多数抜ける状況下においてはこのシルエットが大きな武器となります。
実際、シーバスから見てもベイトが多すぎるあまり、ルアーがベイトの中に紛れてしまうことも多いそうで、こうしたシルエットで違いを出せるのは大きな武器といえるでしょう。
ウエイトも20gと十分に備えており、飛距離を出すことができるので広範囲を攻めることが可能。
サーチベイトとしてはもちろん、沖の速い潮の中を漂う「バチ」を演出するのにも最適とのこと。
ちなみに、DUOフィールドスタッフの闇王こと佐々木 友和さん曰く、バチ抜け以外のコノシロパターンにも効くとのこと。
コノシロのようにベイトが大きい場面では、シルエットを細くして繊細に誘いたい場面もあるので、そうしたときに有効なのだそう。
ちなみに操作に関しては、スローにじっくり巻いてくるのが基本。また、これまでの「マニックスロー」と同様、ロッドを立てながら引き波を立てて誘うのもオススメです。
バチ抜けシーズンは捕食力が弱い個体も多いので、ティップが柔らかめのロッドで使用するとフッキングが決まりやすいそうです。
ぜひチェックしてみてください!