ティムコといえばネズミ。ネズミといえばティムコ…というほどにイメージが紐づく。不朽の名作ルアーといえる「野良ネズミ」シリーズ。
エラストマーを知り尽くすティムコから、またもや新たなネズミ。ただし…今度のネズミは剛毛だ。
TIEMCOから「ハリネズミ」が2025年登場
2025年に登場予定となっているのがこちら、その名もハリネズミ。
野良ネズミに、毛がたくさん生えたようなシルエット。ハリネズミも、やはりエラストマー製ルアーだ。
ティムコ・大津清彰さんは、この手のエラストマー製ルアーを「剛毛エラストマー系」と称しているそうだ。
まず、その開発に至った理由は釣れるから…に他ならない。ここ近年、剛毛エラストマー系はバスフィッシングにおいて武器になるという。
エラストマーは、通常のワーム素材に比べて柔らかくても張りがあり、浮力も高い。そのため、従来表層用として注目されてきた素材だ、しかし、こうした剛毛エラストマーは、近年では水中で使用する方法が一般化。
ハリネズミも水中で使用することを前提に設計。まずはその動きをイメージしやすい映像を。
2025新製品ハリネズミの動き・・・
一本一本の腕の力強い動きにこだわっています🔥
今回はチョン掛けですが、オフセットフックでカバーを攻めることを想定。
そのため、フッキングが良くカバーへのすり抜けの良い野良ネズミ形状を採用しています‼️ pic.twitter.com/ysLSyeAWhp
— ティムコ バスフィッシング (@tiemco_bass) December 8, 2024
カバーの中をオフセットフックを使って…
アクションとしては、もう上記ショートムービーをご覧頂くのが早いだろう。水流を受ければ生き物。腕(毛!?)が激しく動きだす。ちなみに細かなシェイクでの動き出しの良さも特筆すべきで、そのための配置が計算されている。
そしてハリネズミにはもうひとつ重要な役割がある。
そんな「剛毛エラストマー系」が他にもある中で、ハリネズミの利点は、オフセットフックを使ってカバーをも攻められる。
オフセットを使えてカバーに強い。そう、それは野良ネズミの形状。ゆえに、野良ネズミを剛毛化したのがハリネズミ。
まずは速報でお届けしたが、大津清彰さんからハリネズミについて色々と話を伺ってきたので、近日さらにお伝えしていきます。お楽しみに!